タグアーカイブ:エラスムス・プラス
「欧州大学」が直面する4つの課題-質の高い連携のために
欧州大学協会(EUA, European University Association)※1は2022年10月19日、「欧州大学(European Universities)」の枠組みにおいてプログラムを運営する高等教育機関の視点から直面している課題を4つに整理し、提言をまとめた報告書を公式ウェブサイト上で公開した。 続きを読む
アジア5か国:教育制度や資格制度に関するナショナルレポートの公表
2022年9月6日、イタリアの国内情報センター(NIC)である学術移動・同等性情報センター(CIMEA)は主導役を務める欧州・アジア共同プロジェクト「RecoASIA」の成果物として、アジア5か国(カンボジア、モンゴル、スリランカ、タイ、ベトナム)の教育制度や資格制度等をまとめた「ナショナルレポート」を公表した。 続きを読む
「欧州大学」の予算規模が350億円超へ-戦略的連携が深化
欧州委員会は2022年7月、「欧州教育圏」公式ウェブサイトで、2022年の「欧州大学」プロジェクトに採択された合計20のコンソーシアムを発表した。エラスムス・プラス2021-2027(NIAD-QE国際課まとめ)において、これら20のコンソーシアムに対し計350億円超という予算の大幅拡充が行われ、各コンソーシアムの戦略的な連携の深化が図られている。 続きを読む
【EU】:「エラスムス+ 2021-2027」新プログラムの概要と予算規模が発表
EUの助成金事業「エラスムス+」の新プログラム(Erasmus+ 2021-2027)の概要と予算規模が2021年3月25日、欧州委員会(EC)HP上の特設サイトで公開された。「エラスムス+」とは、教育、職業訓練、青年の育成、スポーツに関する国境を越えた移動と協働を支援する事業である。 続きを読む
新型コロナウイルスがもたらした留学への影響―欧州地域に留学する学生へのアンケート結果から
2020年4月9日、Erasmus Student Network(ESN)は、新型コロナウイルスがもたらした留学への影響について、欧州地域を中心とした調査結果をまとめた報告書「Student Exchanges in Times of Crisis」を発表した。ESNは高等教育の国際化とモビリティに関して欧州地域を中心に、42か国において活動する学生団体である。当報告書は、欧州地域における新型コロナウイルス流行下の留学生の状況や留学生の声をまとめている。 続きを読む
イギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)のエラスムス+に与える影響
英国のEU離脱問題、いわゆるブレグジットはエラスムスプラスに大きな影響を与えかねないことをBBCは報じた。英国のEU離脱のタイミング、またEU側との事前合意の有無の不透明性が、エラスムスプラスを運営する高等教育機関に大きな混乱を与えている。 続きを読む
エラスムス+におけるEU-アフリカ間の交流が拡大
アフリカの学生・スタッフのエラスムス+への参加が相次いでいる。このほど、2019年のエラスムス+の枠組み内でのEU-アフリカ間※の交流人数(採用人数)が13,204人(アフリカから派遣:78,555、EUから派遣:4,649)と欧州委員会(EC)が発表した。アフリカからの参加者急増の背景には、ECが2018年に開始した連携プロジェクトである「アフリカEUアライアンス」がある。 続きを読む
欧州:エラスムス+のインパクト調査報告書が公開
欧州委員会(EC)はこの度エラスムス+の学生等に与える影響を調査した報告書を2種類公開した。一つ目は主に学生へのインパクトに焦点を置いた報告書で、もう一つはエラスムス+に参加した大学における制度や意識への影響に焦点を置いた報告書である。いずれの報告書においても、あらゆる局面においてエラスムス+が学生のみならず高等教育界全体に革新をもたらしていることが示された。 続きを読む