タグアーカイブ:学生モビリティ
オーストラリア:TEQSAがトランスナショナル教育(TNE)に関するツールキットを発表
2022年11月、オーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA)は、「トランスナショナル教育に関するツールキット」(Transnational education toolkit) を発表した。本ツールキットは、オーストラリアの高等教育機関と海外の機関の取り決めのもと、オフショア(=海外)でオーストラリアの高等教育資格を付与するプログラム等の提供を新たに開始する機関に向けて作成された。教育提供の形態(対面/ハイブリッド/完全オンライン形式留学、ブランチキャンパス、ジョイント・ディグリー等)は問わない。 続きを読む
外国とドイツの高等教育資格の比較評価が完全デジタル化へ
ドイツの国内情報センター(NIC)のひとつであるZABが行う外国とドイツの高等教育資格間の比較評価サービスの全ての手続きが2023年9月までにデジタル化されることになった。 続きを読む
ドイツ:大学や職業教育での学修歴の認定に関する情報サイトが公開
ドイツ大学学長会議(HRK)は、2022年9月、学生の過去の大学での学修成果や、職業教育等大学以外での学び等を通じて身に付けた能力やスキルの認定に関する学生向け情報ウェブサイト“AN! Anerkennung und Anrechnung im Studium”(ドイツ語)を立ち上げた。 続きを読む
ASEANロードマップ2025が策定―高等教育の共通空間の構築を目指す
2022年7月、ベトナムのハノイで開催された第15回SHARE 政策対話において、ASEAN事務局、SHAREプログラム※1、ASEAN高等教育のモビリティに関するワーキンググループのメンバーが一堂に会し、「Roadmap on the ASEAN Higher Education Space 2025 and Its Implementation Plan(ASEAN高等教育空間2025ロードマップ及び実施計画)」を発表した。 続きを読む
イギリス・インドが高等教育に関する資格の相互承認のための覚書に調印
イギリスとインドは2022年7月21日に互いの高等教育と関連する資格を相互に承認することを定めた覚書(MoU)に調印した。今回の覚書は、2021年5月4日、ジョンソン元英首相とモディ印首相が合意した「イギリス・インド貿易強化パートナーシップ(the UK-India Enhanced Trade Partnership (ETP) )」※1実現に向けて、今回新たに締結された3つの覚書のうちの1つであり※2、相互の資格承認を円滑化し、高等教育への進学や帰国後のキャリア形成の機会の拡大を狙ったものである。 続きを読む
【EU】:「エラスムス+ 2021-2027」新プログラムの概要と予算規模が発表
EUの助成金事業「エラスムス+」の新プログラム(Erasmus+ 2021-2027)の概要と予算規模が2021年3月25日、欧州委員会(EC)HP上の特設サイトで公開された。「エラスムス+」とは、教育、職業訓練、青年の育成、スポーツに関する国境を越えた移動と協働を支援する事業である。 続きを読む
新型コロナウイルスがもたらした留学への影響―欧州地域に留学する学生へのアンケート結果から
2020年4月9日、Erasmus Student Network(ESN)は、新型コロナウイルスがもたらした留学への影響について、欧州地域を中心とした調査結果をまとめた報告書「Student Exchanges in Times of Crisis」を発表した。ESNは高等教育の国際化とモビリティに関して欧州地域を中心に、42か国において活動する学生団体である。当報告書は、欧州地域における新型コロナウイルス流行下の留学生の状況や留学生の声をまとめている。 続きを読む
国際的な学生の移動に新型コロナウイルスがもたらした影響とは―米国・中国間のケース
2020年3月5日、国際交流を促進する機関であるInstitute of International Education(IIE)は新型コロナウイルスによる米国・中国間における国際的な学生の移動への影響について米国の高等教育機関を対象に行った調査「COVID-19 Effects on U.S.Higher Education Campuses, Academic Student Mobility to and from China」の結果を公表した。 続きを読む
留学先として魅力度の高い国ランキングーOECDインディケーター
OECDは、2019年5月に「OECD Indicators of Talent Attractiveness」を公表した。優秀な外国人材(Talented migrants)にとって就業、起業、または留学先の国として魅力のある国はどこか、7つの要素をもとにOECD加盟各国の魅力度を数値化した。3つの外国人材の区分で最も魅力度の高い国は、「就業者」ではオーストラリア、「起業家」ではカナダ、「学生」ではスイスとなった。 続きを読む
今年は2562年?さまざまな紀年法が資格の国際通用性に与える影響
紀年法の違いと資格の国際通用性 日本では学位記や卒業証明書等において元号表記が用いられるのが通例ですが、海外でも西暦以外の紀年法が用いられることがあります。一般的でない紀年法が利用されると、当該国以外でその資格を承認する確認手続きが煩雑になりますから、国際通用性にも影響を与えかねません。 特定の国で … 続きを読む