タグアーカイブ:TNE
225ヶ国・地域で45万人がイギリス大学の学位を目指す:ホスト国での教育の評価も始動
英国大学協会国際部によると、2019年度、日本を含む世界225か国・地域で、45万人の学生がイギリスの大学の学位取得を目指して学んだ。そうしたなか、イギリスの大学が海外協定校、オンライン教育、ブランチキャンパス等を通じて国外で提供する教育(トランスナショナル教育)を対象とした評価が2021年9月から5年計画で始まる。 続きを読む
中国:初の「高等教育機関の海外展開のためのガイドライン(試行)」を発表
中国政府は改革開放政策の下、中国の高等教育機関の海外展開を奨励している。2015年に国務院は中国の高等教育機関の海外展開について、行政の直接的管理から間接的指導へ政策転換を行い、従来の認可制を廃止し届出制として規制緩和を図った。これにより、多様なレベルの高等教育機関による自主的な海外展開が促進され、2019年現在、48か国において128に上る教育機関やプログラムが中国の高等教育機関によって海外展開されているといわれている。 続きを読む
国境を越える教育(TNE)の質をどう保証するか:英国で制度見直し
国境を越える教育(Transnational Education:TNE)を提供する英国の学位授与機関(大学等)を対象に質保証を行う「TNEレビュー」が資金配分機関からの支援終了を契機に、変革の時期を迎えている。現在、英国高等教育質保証機構(QAA)等は、TNEレビューの今後の方針案に関するコンサルテーション(オンラインアンケート方式、2020/1/3〆切)を実施している。 続きを読む
外国大学の日本校として、上海大学東京校が新たに指定される
文部科学省のウェブサイトによると、2019年6月28日に上海大学東京校(東京都新宿区)が外国大学日本校としての指定を受けた。指定されたのは同校の中国語学部中国語学科。外国の大学の課程を有する教育施設として認められたことで、同科の卒業生は日本の大学院入学資格を有することになる。 続きを読む
高等教育の国際化政策が充実している国は? ーブリティッシュ・カウンシルによる国際比較
ブリティッシュ・カウンシルは、2019年5月に調査報告書「The Shape of Global Higher Education: International Comparisons with Europe」を刊行した。高等教育機関の国際展開に対する各国の政策的支援の状況について、欧州を中心に20か国の国際比較を行ったものである。総合的にはオランダの評価が最も高く、ドイツ、アイルランド、オーストラリア、ポーランド、フランス、英国と続いた。 続きを読む
ロシア:アクレディテーションにより私立大学の認定が取り消されたケース
モスクワにある私立大学Moscow School of Social and Economic Sciences (MSSES)が、2018年6月、ロシアのアクレディテーションを担うロシア連邦教育・科学監督庁 (Rosobrnadzor)により適格認定(accreditation)を取り消された。こ … 続きを読む
ドイツ:国境を越えた教育(TNE)の共通分類枠組み及びデータ収集のためのガイドラインを公表
現在、国境を越えた教育(TNE:transnational education)は世界中に広がりを見せている。 TNEに関連する様々な用語(’cross-border education’, ‘borderless education’, ‘offshore education’など)が存在している … 続きを読む