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イギリス:拡大する成績インフレ―10年間の推移を分析(2010-11~2020-21年度)

近年、イングランドで好成績で大学を卒業する学生が過剰に増加する「成績インフレ」 が懸念される中、2022年5月にイングランドの学生局(OfS)は、10年間の成績分布の分析結果をまとめた報告書「Analysis of degree classifications over time: Changes in graduate attainment from 2010-11 to 2020-21」を公開した。最優秀成績で卒業した学生の割合が10年間で2倍以上になったことを明らかにするとともに、大学等にパンデミックを理由に成績インフレを常態化してはならないと注意喚起を行った。 続きを読む

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225ヶ国・地域で45万人がイギリス大学の学位を目指す:ホスト国での教育の評価も始動

英国大学協会国際部によると、2019年度、日本を含む世界225か国・地域で、45万人の学生がイギリスの大学の学位取得を目指して学んだ。そうしたなか、イギリスの大学が海外協定校、オンライン教育、ブランチキャンパス等を通じて国外で提供する教育(トランスナショナル教育)を対象とした評価が2021年9月から5年計画で始まる。 続きを読む

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新型コロナウイルスの影響でイギリスの大学が財政危機:規制の見直しを図る

2020年3月26日、イギリス・イングランドの高等教育機関の規制・監督を担う学生局(OfS:Office for Students)は、大学、カレッジ等に課すOfSへの報告義務を一部変更すると発表した。新型コロナウイルス対策を優先させるため、高等教育機関の定例的な報告義務の負担を軽減し、高等教育機関の財政的なリスク等に迅速に対応することを目的としている。 続きを読む

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国境を越える教育(TNE)の質をどう保証するか:英国で制度見直し

国境を越える教育(Transnational Education:TNE)を提供する英国の学位授与機関(大学等)を対象に質保証を行う「TNEレビュー」が資金配分機関からの支援終了を契機に、変革の時期を迎えている。現在、英国高等教育質保証機構(QAA)等は、TNEレビューの今後の方針案に関するコンサルテーション(オンラインアンケート方式、2020/1/3〆切)を実施している。 続きを読む

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イギリス:大学代表側の提言により、3つの高等教育の支援組織が統合へ

イギリスの高等教育機関の代表団体である、英国大学協会(UUK)※と高等教育カレッジ連合(GuildHE)が設置した調査グループは、2017年1月31日に高等教育の支援組織(質保証機関や統計機関等)に向けた提言を報告書で公表している。この提言の一つとして指摘された、高等教育平等推進組織(Equalit … 続きを読む

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HEGlobal Integrated Advisory Serviceの開始

原典:HEGlocal Integrated Advisory Service(英語) 2012年1月にHEGlocal Integrated Advisory Serviceが開始された。 HEGlobalは、英国の高等教育機関の国境を越えた教育(TNE)の活動を支援する役割を持つ英国政府と高等教 … 続きを読む

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英国大学協会「英国高等教育におけるパターンと傾向」報告書発表

原典:英国大学協会(UUK)(英語) 英国大学協会(UUK)は、2000年から2010年にわたる10年間における英国の高等教育の動向を調査し、報告書「Patterns and trends in UK higher education」としてまとめ、2011年10月に発表した。 報告書は、学生数の上昇、学科分野の人気の変化、資金助成制度の大きな変化などを追跡し、英国の高等教育機関が同国の社会と経済に多大な貢献を与え続けていると述べている。
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