投稿者「niadiad」のアーカイブ

中国政府が第二学士学位教育制度の推進を本格化

2021年度の中国の大学卒業者数は909万人(前年比35万人増)に上り(参考①)、卒業生の進路の確保が深刻になっている。そこで中国政府は、就職だけでなく進学支援にも力を入れ、2020年度に続き2021年度も第二学士学位制度を推進すると発表した。2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による緊急の対応として、廃止を決定していた同制度を存続させたが(本サイト2020年10月19日掲載記事)、2021年度は「全国普通高等教育機関第二学士学位入試情報プラットフォーム」(原語:全国普通高校第二学士学位招生信息平台)(以下、「入試情報プラットフォーム」と表記)を開設するなど本格的な体制を整備した。 続きを読む

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アメリカ: コロナ禍での大学・カレッジの対応を探る―授業形態・学生受入等の動向

米国教育協議会(ACE)は、アメリカの大学・カレッジの学長を対象に、新型コロナウイルスがもたらした課題に対する大学・カレッジの対応に関する調査を2021年2月と4月の2回にわたって行った。
調査は幅広い事柄に対して、新型コロナウイルス拡大前と比較して質問したものであり、新型コロナウイルスによってもたらされた課題のみならず、これを契機に高等教育機関が対応を変更した事項と変更しなかった事項が明らかになった。下記では、授業形態や学生受入を中心にまとめた。 続きを読む

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韓国:教員養成機関能力診断評価の結果公表。約3,200人の養成定員削減へ。

韓国教育部と韓国教育開発院は教員養成機関能力診断評価(大学・大学院対象)の結果を2021年2月23日に公表した。本制度は、大学等に置かれる教員養成を目的とした学部等を対象とした評価であり、評価結果が次年度の教員養成定員(以下、養成定員)に影響を与えることから、大学にとって重要な意味を持っている。評価の結果、全体で約3,200人の養成定員が削減される見込みとなった。 続きを読む

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【EU】:「エラスムス+ 2021-2027」新プログラムの概要と予算規模が発表

EUの助成金事業「エラスムス+」の新プログラム(Erasmus+ 2021-2027)の概要と予算規模が2021年3月25日、欧州委員会(EC)HP上の特設サイトで公開された。「エラスムス+」とは、教育、職業訓練、青年の育成、スポーツに関する国境を越えた移動と協働を支援する事業である。 続きを読む

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オーストラリアの大学等の分類が6種類から4種類に―高等教育基準の一部改定

2021年2月、オーストラリアの議会で高等教育関連法の改正法案が可決され、高等教育機関の分類とその要件を規定する基準(Provider Category Standards、以下カテゴリー基準)の改定が認められた。この改定により、オーストラリアの高等教育機関の分類は6種類から4種類に変更となる。改定後の基準は2021年7月1日から適用される予定である。 続きを読む

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韓国:「産業界の観点による大学評価」の2020年度結果を公表

韓国大学教育協議会(KCUE)は2021年2月24日に「産業界の観点による大学評価」の2020年度結果を公表した。今回の評価では建設と機械の2分野をテーマとし、関連する課程を提供する大学の学科が多数参加し、産業界からのニーズを反映した優れた取組みを行った計25学科が最優秀評価を受けた。 続きを読む

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【欧州】欧州25か国でマイクロクレデンシャルがすでに存在―MICROBOL報告書

ボローニャプロセスに参加する国を対象にしたマイクロクレデンシャル(MC)の発展状況調査の結果「Micro-credentials and Bologna Key Commitment: State of play in the European Higher Education Area」が、2021年2月19日に公表された。調査をしたMICROBOLプロジェクトは、欧州委員会から資金提供を受けた2年間の事業。回答した35か国中MCが存在していたのは25か国(開発中を含む)であった一方、欧州地域でMCに対する共通の定義や枠組の必要性も認識された。 続きを読む

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EU・ASEANによるSHAREプログラムの期間延長が決定

欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)の地域間協力の強化とASEAN地域における高等教育制度の調和を目指すイニシアティブであるSHAREプログラムは、2021年2月27日に双方の合意により、実施期間を2022年末まで延長することが決定された。 続きを読む

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2021年:イギリス大学入学資格「GCE Aレベル」試験がコロナの影響で2年連続中止

イギリスの教育大臣は、2021年1月に新型コロナウイルスの感染拡大がカリキュラムの学習進捗や生徒の試験準備に与える影響を考慮して、イングランドで今夏に予定していた「GCE Aレベル」試験の中止を発表した※1。本試験は2020年も新型コロナウイルスの影響で中止(本サイト2020/5/27掲載記事)している。2021年試験の代替措置では教員が各生徒の成績の判定を行う。 続きを読む

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新型コロナ流行で?アメリカ高等教育の卒業者数が減少

昨年度アメリカの学部(undergraduate)レベルを卒業した学生の数が、National Student Clearighouse (NSC)によって2021年1月28日に公開された。2019年7月から翌6月にBachelor’s Degree (BA)、Associate Degree (AA)、Certificateのいずれかを取得した学生の総数は約365万人で、2012/13年度の調査開始以来、初めての減少を示した。特に、2020年4月~6月にAAまたはCertificateを取得した学生の数が顕著に減少しており、新型コロナウイルス流行の影響が示唆されている。 続きを読む

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