テーマ別アーカイブ:ASEAN
質保証動向リンク(速報版)【欧州、英国、マレーシア、オーストラリア】
諸外国の高等教育・質保証の政策や具体的な取組、国際的なプロジェクトなどの最新ニュースのリンクを紹介しています。 欧州 Quality Assurance Fit for the Future (QA-FIT)【英語】QA-FITプロジェクトのウェビナー動画が公開(※「欧州高等教育圏における質保証の … 続きを読む
ASEANロードマップ2025が策定―高等教育の共通空間の構築を目指す
2022年7月、ベトナムのハノイで開催された第15回SHARE 政策対話において、ASEAN事務局、SHAREプログラム※1、ASEAN高等教育のモビリティに関するワーキンググループのメンバーが一堂に会し、「Roadmap on the ASEAN Higher Education Space 2025 and Its Implementation Plan(ASEAN高等教育空間2025ロードマップ及び実施計画)」を発表した。 続きを読む
AQANがASEAN質保証枠組(AQAF)ガイドラインを刊行―高等教育の質の共通化を目指す
2021年6月、ASEAN各国の高等教育質保証機関等による地域ネットワークの「ASEAN質保証ネットワーク(AQAN)」は、「ASEAN質保証枠組(AQAF)外部質保証機関のレビューのためのガイドライン」(ASEAN Quality Assurance Framework (AQAF) Guidelines for Reviews of External Quality Assurance Agencies in ASEAN)の最新版を刊行した。本ガイドラインは、EU・ASEANの地域間協力の強化等を目的に実施されているEU助成プロジェクト「SHARE」の支援を得て策定された。高等教育の質に関するASEAN地域共通の参照点であるAQAFの原則に、ASEAN域内の外部質保証機関の活動がどの程度適合しているかを検証するためのレビューの実施要領等がまとめられている。 続きを読む
EU・ASEANによるSHAREプログラムの期間延長が決定
欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)の地域間協力の強化とASEAN地域における高等教育制度の調和を目指すイニシアティブであるSHAREプログラムは、2021年2月27日に双方の合意により、実施期間を2022年末まで延長することが決定された。 続きを読む
新型コロナウイルス感染拡大の影響によりブルネイで高等教育機関への入学に必須の統一試験が延期
2020年3月25日、ブルネイ教育省は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、高等教育機関への入学にあたって受験が必須とされる統一試験「Brunei Cambridge General Certificate of Education (BC GCE)」Aレベルの実施を2020年4月から6月にかけて予定していたが、その中止を発表した。 続きを読む
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、シンガポール教育省が大学の授業料引き上げの凍結や学生ローンの返済猶予を発表
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が経済に打撃を与え、各国では現金給付や家賃支払いの猶予等の様々な経済的支援が打ち出されている。教育面では在学生の学費の支払いや卒業生の学費ローンの返済への深刻な影響が懸念されるなか、シンガポール教育省は2020年3月下旬から4月上旬にかけて大学の授業料引き上げの凍結や学生ローンの返済の猶予を発表した。これらの対策は、3月下旬にシンガポール政府が発表した2020年の補正予算案を受けたものである。補正予算案は新型コロナウイルスに対処するための経済支援として約550億シンガポールドル(SGD)[約4兆円]の規模となっている。 続きを読む
マレーシア政府がブロックチェーンで学位の管理・確認ができるシステムの創設を目指す
2018年11月、マレーシア教育省は同国の6大学と協力して、大学が発行した学位をブロックチェーン技術を用いて管理するシステムの開発プロジェクトに取り組むことを発表した。
当プロジェクトは2018年1月にマレーシアの大学長で構成されるICT委員会(Majlis Dekan-dekan ICT)において発案されたもので、当プロジェクトには6つの公立大学が参加している。 続きを読む
ASEAN資格参照枠組委員会がマレーシアとフィリピンの参照報告書を承認
マレーシアとフィリピンの参照報告書が2019年5月に第6回ASEAN資格参照枠組(AQRF)委員会により承認された。参照報告書は、ASEAN加盟国の国家資格枠組(NQF)をAQRFと対応させる役割がなされ、承認されたことにより同2国はAQRFの参照基準を満たしたASEAN加盟国として一番乗りしたことになる。 続きを読む
ユネスコ:SDGs推進の会合を開催、教育大臣と大学長が各100名以上参加
ユネスコは持続可能な開発のための目標(SDG)への取り組みの一環として、高等教育でのインクルージョンと流動性をテーマにした会合を2019年11月13日にパリのユネスコ本部で開催した。当日は各国の教育担当大臣や大学代表がそれぞれ100名以上参加し、高等教育で学ぶ学生の数と流動性の増加に対応するための、よりインクルーシブでグローバルなキャンパスづくりを目指し、政府と高等教育機関がどのように協力できるかを話し合った。 続きを読む
マレーシアの東方政策が日本の大学の海外展開を加速させるか
マレーシアのマスズリ・マリク教育相は2018年11月、日本の高等教育機関3校が近い将来、マレーシアにブランチキャンパスを設立する計画があることに言及した。マレーシアのMalaysia Reserve誌が同月に報道したもので、これが実現すれば、日本の大学が初めてマレーシアに海外のブランチキャンパスを開校することになる。 続きを読む