月別アーカイブ: 2019年8月

豪州:TEQSAがリスクアセスメント報告書を公開

豪州の質保証機関TEQSAが、2018年度に豪州の高等教育機関に対して実施したリスクアセスメントの結果をまとめた報告書「Key risk findings on Australia’s higher education sector」を公表した。TEQSAの行うリスクアセスメントとは、主に学生や財政面に関するリスクの検出に主眼を置いた毎年実施の評価であるが、その結果を報告書として世間一般に公表することは初めてである。 続きを読む

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豪州:留学生受入状況についての報告書が公開

豪州のNPO、The Australian Population Research Instituteが豪州における留学生受け入れの状況についての報告書”Overseas students are driving Australia’s Net Overseas Migration tide”を公表した。この報告書では、豪州への入国者の最大シェアを海外からの留学生が占めているという事実を述べたうえで、大学が積極的に留学生を受け入れることとなった背景や、留学生を多数受け入れることで発生している諸問題、さらに今後の留学生政策に向けた提言が説明されている。 続きを読む

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質保証と学術資格の承認の連携で公正な資格承認を―LIREQAプロジェクト

留学生の入学選抜を行う際、大学はどのようなことに気を付けているでしょうか。
各大学が定める出願資格に照らして入学希望者が必要な学習を修了しているか、入学希望者が保持する学術資格を審査します。あわせて、卒業した機関が正規に認証された機関であるかなど、これまでに受けた学習の質を調べます。 続きを読む

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アメリカ:CHEAが連邦教育省の規定改定案に一部賛同するも懸念を指摘

 2019年7月12日、米国高等教育アクレディテーション協議会(CHEA)は、連邦教育省が所管する関連規定の改定案についてコメントを発表した。提案内容の一部について、CHEAが同年5月に示した意見書と一致する見解を示す一方で、アクレディテーションの実態を踏まえ、懸念も指摘している。 続きを読む

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アメリカのアクレディテーション制度改革、立ちはだかる3つの難題

2017年12月、米国議会において議論の口火は切られたが(本サイト2018年1月23日掲載記事)、いまだ先行きは見えない。米国アクレディテーション協議会(CHEA)会長のジュディス・イートン氏が7月8日発刊のCHEA機関誌「QUALITY INTERNATIONAL The Newsletter of the CHEA International Quality Group」の中で、アクレディテーション制度改革のため対処すべき3つの難題について述べている。 続きを読む

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インドがオーストラリアのパスウェイ課程を承認

2019年6月、インドで外国資格の同等性評価を行うインド大学協会はオーストラリアのパスウェイ課程(pathway)を高等教育の一部として承認した。これまでインドでは、オーストラリアで取得した学士について、3年間すべてを同一の大学で学んだ場合のみインドの学士と同等であるとし、パスウェイ課程経由の学士の同等性を認めていなかった。 続きを読む

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欧州:エラスムス+のインパクト調査報告書が公開

欧州委員会(EC)はこの度エラスムス+の学生等に与える影響を調査した報告書を2種類公開した。一つ目は主に学生へのインパクトに焦点を置いた報告書で、もう一つはエラスムス+に参加した大学における制度や意識への影響に焦点を置いた報告書である。いずれの報告書においても、あらゆる局面においてエラスムス+が学生のみならず高等教育界全体に革新をもたらしていることが示された。 続きを読む

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