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欧州:学生向けの4つの戦略―オンライン学習を高等教育進学で活用するには?
オランダ教育国際化機構(Nuffic)は、オンライン学習を高等教育の学位へつなげるための学生向けアドバイスをまとめたStudents guide to e-learningを2020年2月25日に発表した。同書では、オンライン学習(Eラーニング)を、①高等教育機関への入学、②既修得学習として認定されることによる高等教育機関での正規の教育課程の一部の履修免除につなげるために学生ができることの観点から紹介している。Nufficがオンライン学習に関する学生向けの情報を公表するのは初めてとなる。 続きを読む
学位取得につながるeラーニングを提供するための3つの提言
進学や単位認定で承認されるようなeラーニングの提供を目指し、プログラム提供者向けの提言「Academic recognition of e-learning」が、オランダで外国資格の承認を行うNufficにより2019年9月に公表された。
本書は、eラーニングでの学習の承認に関して、プログラム提供者が留意すべき提言がまとめられており、同提言が実行されることにより、学習者はeラーニングでの学習成果を進学や単位互換の際に活用できるとされている。 続きを読む
eラーニングは卒業単位になる?大学が見るべき7つのポイント
オランダで奨学金事業や留学支援、外国資格の承認に関する業務を行うNufficは、単位認定や入学資格有無の判断においてeラーニングでの学習成果を認めるべきか否かを判断する際のポイントを示した大学職員向けのガイド「Practitioner’s guide for recognition of e-learning」を2019年9月に発表した。本書では、学位の一部または全部をオンラインで提供する課程をのぞく、独立したあらゆる形態のオンライン教育をeラーニングと定義づけ、その承認の観点について説明している。 続きを読む
韓国MOOC:2019年から誰でも単位取得可能に
韓国では、法令の改定により、2019年からMOOC*1を通じて単位の取得が一般人にとっても可能となる。従来は、大学生に限りMOOC講座を履修し、各大学が学則に定める場合にのみ、大学の単位として認められた。今回の法令の改定で、生涯学習制度の一つである単位銀行制*2で認められる学校外の学習の形態としてM … 続きを読む
eラーニングの質を上げるために学内でできる10のポイント
欧州高等教育質保証協会(ENQA)は2018年6月にeラーニングの提供において質保証の観点から考慮すべき事項をまとめた報告書「CONSIDERATIONS FOR QUALITY ASSURANCE OF E-LEARNING PROVISION」を発表した。当報告書は高等教育機関および質保証機関が … 続きを読む
インドやアフリカで拡がるオンライン教育
インドやアフリカは経済的な発展が著しい地域として注目されているが、高等教育分野においても進展がみられる。 World Education Service(WES)によると、近年、オンライン教育は低コストで多くの人が高等教育にアクセスできる手段として拡大傾向にあり、2017年時点で約9,400コースが … 続きを読む
韓国MOOCは実学重視 教育部が第4次産業革命関連講座をコースとして選定
インターネット等を通じて誰もが学習することができるMOOC(Massive Open Online Course:大規模公開オンライン講義)。日本では2013年に日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が発足し、生涯学習、社会人のリカレント教育の手段として注目されている。 K-MOOCの現 … 続きを読む