月別アーカイブ: 2020年1月
ユネスコ総会、世界規約を採択―高等教育資格の承認を推進
ユネスコ加盟国は2019年11月25日の総会で、高等教育に関する資格の承認のための世界条約を採択した。ユネスコによると、この条約は学習歴や学位を承認する際の世界共通の原則を定めており、世界中の高等教育で学ぶ2億人以上の学生の流動性を高めることが期待されている。 続きを読む
学位取得につながるeラーニングを提供するための3つの提言
進学や単位認定で承認されるようなeラーニングの提供を目指し、プログラム提供者向けの提言「Academic recognition of e-learning」が、オランダで外国資格の承認を行うNufficにより2019年9月に公表された。
本書は、eラーニングでの学習の承認に関して、プログラム提供者が留意すべき提言がまとめられており、同提言が実行されることにより、学習者はeラーニングでの学習成果を進学や単位互換の際に活用できるとされている。 続きを読む
eラーニングは卒業単位になる?大学が見るべき7つのポイント
オランダで奨学金事業や留学支援、外国資格の承認に関する業務を行うNufficは、単位認定や入学資格有無の判断においてeラーニングでの学習成果を認めるべきか否かを判断する際のポイントを示した大学職員向けのガイド「Practitioner’s guide for recognition of e-learning」を2019年9月に発表した。本書では、学位の一部または全部をオンラインで提供する課程をのぞく、独立したあらゆる形態のオンライン教育をeラーニングと定義づけ、その承認の観点について説明している。 続きを読む
豪州:論文代行不正に対して、法改正により厳格に規制へ
2019年12月4日、TEQSA法の一部を改正する法案が豪州連邦議会の下院に提出された。今回の改正案は、昨今世界的に話題となっている組織的論文代行不正を法的に規制する権限をTEQSAに与えるものである。 続きを読む
あなたの学校では、第三者による卒業生の卒業確認はできますか?
証明書はどうなる? みなさんは進学や就職の際に、自分の出身校の卒業証明書を提出しませんでしたか?場合によってはわざわざ母校を訪ねて取得したあの証明書(本サイト2019年6月18日掲載記事)は、その後どのように使われているのでしょうか。 卒業証明書は、そこに書いてある内容を担当者が読んで終わりではあり … 続きを読む