テーマ別アーカイブ:EU

欧州:「共同欧州学位ラベル」の2022年試行に向けて―欧州共通基準の議論続く

2022年3月3日、欧州委員会(European Commission)は高等教育関係者を招集した専門家会議で、「共同欧州学位(joint European degree)」の制度化に向けた具体の議論を開始した。共同欧州学位とは、欧州の複数国の大学が連携した教育プログラムの修了により授与される学位のうち、参加大学が合同で授与する1つの学位(=共同学位)であり、学習成果を欧州共通の指標を用いて証明するものである。 続きを読む

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欧州:マイクロクレデンシャルの承認に関する7つの評価基準と2つの承認トラック

2022年3月、2020年から2年間行われたThe Stacking Credits and the Future of the Qualification (STACQ)プロジェクトの活動の成果として、マイクロクレデンシャルの承認方法と特性に焦点を当てた報告書「The Rise and Recognition of Micro-credentials Stacking Modules and the Future of the Qualification」とマイクロクレデンシャルの承認方法の判断に役立つアプリ「The Micro-Evaluator」の2つが公表された。 続きを読む

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欧州:高等教育質保証基準の検証プロジェクト「QA-FIT」始動へ-新時代にふさわしい基準とは

ENQA(欧州高等教育質保証協会)は2022年5月、ボローニャ・プロセス※1の進展を踏まえ、ESG(「欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン」(2015))※2がこれからの時代にもふさわしい質保証基準となっているかを検証していく新プロジェクト「Quality Assurance Fit for the Future (QA-FIT)」を始動すると発表した。 続きを読む

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欧州:44%が対面式で新年度のプログラムを開始-エラスムス・ムンドゥス共同修士課程

 欧州委員会教育文化総局は2022年3月、コロナ禍でのエラスムス・ムンドゥス共同修士課程(EMJMD)プログラムの実施状況について、最新のファクトシート「Erasmus+ Programme, Erasmus Mundus programme implementation in the context of COVID-19」を公開した。2020年及び2021年の調査結果の比較をまとめたこのファクトシートにより、全てを対面式で実施するプログラムが前年度と比較して大幅に増加するなど、コロナ禍から回復の兆しが見られることが明らかになった。 続きを読む

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欧州高等教育圏におけるマイクロクレデンシャルの共通枠組みを提示

2022年3月8日、欧州のMICROBOLプロジェクトが報告書「European project MICROBOL Micro-credentials linked to the Bologna Key Commitments: Common Framework for Micro-credentials in the European Higher Education Area (EHEA)」を発表した。プロジェクトの2年間の成果資料として、マイクロクレデンシャルが欧州高等教育圏にどのように適合するかについて、高等教育機関、政府、その他のステークホルダーに共通の枠組みを提示するものである。 続きを読む

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EUの大学戦略:国際的な大学間連携・共同学位を推進し経済・環境問題等の解決へ

2022年1月18日、欧州委員会(European Commission)はEU域内の大学※1のための戦略及び提案書の2つの構想を新たに採択した。教育、研究、イノベーションの岐路に立ち、EU域内で様々な大学が国境を越えて知識・資源等を共有し、連携することで、気候変動、デジタル化、新型コロナウイルス感染拡大による経済低迷等、欧州が抱える諸問題の解決に重要な役割を担うことが期待されている。 続きを読む

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欧州:バルト3国・ベネルクス3国が高等教育資格の自動承認に関する国際条約を締結

2021年9月27日、バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)は6か国間の高等教育資格の自動承認に関する条約を締結した。
これにより、6か国のいずれかで条約の対象となる高等教育の学位等の資格を取得した人はその資格が他の署名国で自動的に承認されるようになり、大学が外国からの出願者の学修歴を確認する際などの、資格の承認にかかる時間と費用を削減することが可能になる。 続きを読む

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欧州等、コロナ禍での大学入学―出願要件や評価方法の変更も:54か国への調査

新型コロナウイルスの感染拡大は、秋に新年度を迎える国が多いヨーロッパの中等教育修了と高等教育入学にどのような影響を与えているか。2020年6月にリスボン承認規約(Lisbon Recognition Convention)の各締約国に対して実施されたアンケート調査「Situation of upper secondary school leaving qualifications due to the Covid-19」の2回目調査が2021年3月に行われ、2021年9月16日に結果が公表された。 続きを読む

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欧州:資格の承認における適切な情報提供とは―高等教育機関向けのガイドライン公表

イタリアの国内情報センターであるCIMEAが、2021年5月にボローニャ・プロセスのテーマ別ピアグループBのプロジェクトの成果物として「Information Provision on Recognition of Qualifications. A Practical Guide for Higher Education Institutions」を公表した。高等教育機関向けに実践的な情報提供の指針を示すことで、リスボン承認規約の規定に則り、高等教育機関が提供する資格の承認に関する情報の質を向上させることが目的である。 続きを読む

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欧州:「実質的相違」を考える―外国資格承認に関する報告書が公開

2021年5月、イタリアの国内情報センターである学術移動・同等性情報センター(CIMEA)がボローニャ・プロセスのテーマ別ピアグループB(Thematic Peer Group B)のプロジェクト成果物として「Substantial differences: A glimpse of theory, practice and guidelines」を公表した。

本報告書は、外国資格承認における中核的要素である「実質的相違」(Substantial Differences)を主題とし、その全体像の説明やケーススタディを通して、高等教育機関などが実質的相違について検討する際の考え方の指針となることが期待されている。 続きを読む

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