TEQSAが登録高等教育機関に関する統計レポートを発表

原典:豪州高等教育質・基準機構(TEQSA)(英語)

豪州高等教育質・基準機構(TEQSA)は、2015年6月15日に、TEQSAによって登録された高等教育機関に関する統計をまとめた報告書「Statistics Report on TEQSA Registered Higher Education Providers」(2015年版)を発表した。本報告書は2014年9月に初版が刊行されているが(本サイト2014/10/28投稿記事)、今次の2版目の報告書では、掲載情報項目は初版から変更はなく、データの年次更新が行われたものである。

掲載情報項目

機関・学生・教職員・財務の4領域に関する情報が掲載されている。主な項目については、本サイト2014/10/28投稿記事に掲載

データの推移

報告書の初版では2012年、今回は2013年の情報が掲載されている。いくつかのデータを推移とともに紹介する。

登録高等教育機関数

(2013) 173校
※初版時にすでに2013年データが掲載されており、第2版から機関数の増減はなし。

在籍学生総数

(2012) 約128万人 → (2013) 約133万人【4%増】

豪州国内で学ぶ外国人学生総数

(2012) 約32.9万人 → (2013) 約33.4万人【1.5%増】

オフショア教育の参加学生数

(2012) 約6.3万EFTSL → (2013) 約6.4万EFTSL【2.5%増】
※EFTSL(Equivalent Full-Time Student Load)は、正規課程の学生が1年間に学修する量のこと。オフショア教育で学ぶ学生の規模はこのEFTSLの単位で示されている。
※オフショア教育とは、豪州の高等教育機関が豪州外で提供する教育プログラム。

オフショア教育を提供する高等教育機関

(2012) 38校 →  (2013) 39校
※2013年の39校は、登録高等教育機関全体の23%にあたる。39校のうち、33校は大学(university)。

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