韓国大学教育協議会の韓国大学評価院(KCUE-KUAI)は、2023年12月26日に、2023年下半期に行った大学機関別評価認証の結果を公表した。評価認証制度の第3周期の3年目となる今回は56大学が申請し、そのうち49大学が「認証」、5大学が「条件付き認証」、1大学が「認証保留」、1大学が「不認証」と判定された。
なお、2023年8月28日には2023年上半期の結果も公表され、12大学が申請し、11大学が「認証」、1大学が「条件付き認証」であった(参考:韓国大学教育協議会)。
評価の概要
大学機関別評価認証は、高等教育法(第11条の2)に基づいて実施される大学・産業大学を対象とした評価制度である。評価は教育部長官の認定を受けた機関が行うこととされており、これまで第1周期(2011-2015)、第2周期(2016-2020)、第3周期(2021-2025)のすべての期間において、KCUE-KUAIが認定を受けて評価を行っている。
第3周期で用いられる評価項目や2021年の評価結果の概要については本サイト2022/2/4投稿記事を、2022年の評価結果の概要については本サイト2023/5/1投稿記事をそれぞれ参照のこと。
優良事例
本評価では、質改善に役立つ取組みとして毎年優良事例を選定・公表しているが、2023年の評価結果に関する公表資料に優良事例は掲載されていない。なお、2021年は2件、2022年は7件の優良事例が選定されている。
評価結果の種類と活用
大学機関別評価認証の評価結果は「認証」、「条件付き認証」、「認証保留」、「不認証」の4種類。「認証」の有効期間は5年間となる。「条件付き認証」と判定された場合の有効期間は2年間となり、認証後1年間、改善を要すると判定された領域について改善を行った上で、追評価を受けなければならない。「認証保留」と判断された大学は、判定後2年以内に改善成果に基づく追評価を受ける必要がある。「不認証」と判定された大学は、判定後2年間は受審の再申請ができない。これまで大学機関別評価認証では、第1周期(2011-2015)、第2周期(2016-2020)に1大学ずつ不認証判定を出しており※1、第3周期では今回が2例目。なお、KCUE-KUAIは「認証保留」、「不認証」の大学名を公表していない。
※1 NIAD-QE国際課調べ。
大学機関別評価認証自体の受審は任意だが、評価結果は韓国政府による大学への行財政支援事業等に活用することができるとされているため、多くの大学が受審している。2024年3月時点で159大学※2が「認証」又は「条件付き認証」を受けている。
※2 KCUE-KUAI: Accredited Universities
(参考)教育部、韓国教育開発院の2023年下半期の高等教育機関統計によれば2023年10月1日時点の大学・産業大学の数は191校。
実際に教育部は2022年12月に、教育部の補助事業である「大学/専門大学革新支援事業」の2025年以降の補助金支給要件の一つとして「大学機関別評価認証で認証を受けていること」を設定する方針を発表している(本サイト2023/2/27投稿記事)。
近年の評価結果
2022年(本サイト2023/5/1投稿記事)
2021年(本サイト2022/2/4投稿記事)
2020年(本サイト2020/9/11投稿記事)
2019年上半期(本サイト2019/7/29投稿記事)
2019年下半期(本サイト2020/3/4投稿記事)
2018年(本サイト2019/3/8投稿記事)
原典:韓国大学教育協議会(韓国語)







