韓国:KCUE-KUAIが2019年下半期大学機関別評価認証結果を公表

韓国大学教育協議会の韓国大学評価院(KCUE-KUAI)が、2019年下半期の大学機関別評価認証結果及び認証大学名簿を公表した。KCUE-KUAIは同評価認証をこれまで年に1回実施してきたが、2019年には受審を希望する大学の数が多く、上半期と下半期に分けて2回行った。(2019年上半期大学機関別評価認証の結果は、本サイト2019/7/29投稿記事を参照。)

2019年下半期には68大学が申請し、そのうち54大学が認証、11大学が条件付き認証、2大学が認証保留、1大学が不認証と判定された。今回の評価で認証又は条件付き認証と判定された大学の名簿はKUCE-KUAIのホームページにて公表されている。

認証と判定された場合、5年間有効となる。条件付き認証と判定された場合の有効期間は2年間となり、認証後1年間、改善を要すると判定された領域について改善を行った上で、追評価を受けなければならない。認証保留と判定された大学は、判定後2年以内に改善成果に基づく追評価を受けなければならない。なお、不認証と判定された大学は、判定から2年経過後に再申請が可能となる。

認証又は条件付き認証と判定された各大学の認証期間の開始・終了時期は大学によって異なる。KCUE-KUAIは、認証された各大学の認証期間や評価指標ごとの評価結果をKCUE-KUAIのホームページ(韓国語)に掲載している。

また、優良事例として3件が選定され、優良事例集の公表等により広く大学・社会へ広めることとしている。

<優良事例>
大学名   評価分野        優秀事例又は内容
啓明大学  基準5.2 社会的責任   啓明1%愛の分かち合い※1
東亜大学  基準2.1 カリキュラム  教養教育における学生評価チーム※2
圓光大学  基準5.2 社会的責任   地域社会と連携し、体系的なボランティア活動を
                  活用した授業科目の運営

※1:900名の同大教職員が自発的に給料の1%を地域社会のために寄付する活動を行っ
   た。
※2:教養教育課程の開発及び運営に関して、学生の多様な意見が受け入れられるよう
   学生評価チームを結成。学生評価チームを通じて、学生中心の教育成果の管理シ
   ステムを構築、運営した。

大学機関別評価認証の結果は、高等教育機関の質保証体制に関する客観的指標として、政府による大学への行財政支援事業に活用される。

KCUE-KUAIは、政府から認定された大学機関別評価認証の実施機関として、2011年から2015年まで第1周期の大学機関別評価認証を行い、2016年から2020年まで第2周期の評価認証を実施することになっている。

KCUE-KUAIの行う大学機関別評価認証の評価項目、プロセス、判定等の詳細については、当機構が2019年3月に刊行した『諸外国の高等教育分野における質保証システムの概要 韓国 第2版』に掲載されている。

原典 KUAI
参考 2019年上半期の結果 2018年の結果

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