原典: ICEF Monitor(英語)
ドイツに本拠を置く国際教育業界のシンクタンク「ICEF Monitor」は、2016年2月12日に、留学生の海外留学に関する意思決定の状況に関する報告書「Know Your Neighborhood: International Recruting Fueled by Regional Insights」※1を紹介した。記事の概略は次のとおり。
記事の概略
- この報告書は、学生が留学の決定を下す際に信用し、影響を受ける人物について調査することを目的に留学希望者に対して行われたアンケート調査の結果に基づいてまとめられている。アンケートへの回答者は35,000人以上※2であり、その大部分が新興国の出身であった。
- 誰が留学生の決定に影響を与えるか、どのような目的が学生を留学に惹きつけるのか※3、という問いに対して、大学や学校のスタッフ、アカデミック・アドバイザー、卒業生といった多様な人物が浮かび上がる調査結果となった。※4
- また報告書では、学生の海外留学の目的には、地域差がある※5という興味深い考察が示された。