学生満足度や就職状況を反映したポータルQILTが始動

出典①:豪州教育訓練省
出典②:QILT

2015年9月16日、豪州のSocial Research Centre社が、学生の進路選択のための情報ポータルサイト、QILT(The Quality Indicators for Learning and Teaching)を公開した。同サイトは豪州教育訓練省との契約の下、Social Research Centre社が政府の資金供給を受けて構築したものである。

同サイトは、学生及びその保護者のよりよい進路選択を支援することを目的として設計され、ユーザーは数回のクリックで目的とする内容にたどり着くことができる。また、グラフを多用し、視覚的に訴求するものとなっている。 (説明動画(Youtube):QILT – Help me get started

ユーザーは、QILTを使って、大学や学問分野毎に、在学生や卒業生から集められた、学習経験、教育の質、授業への能動的な参加、コンピュータや図書館などの学習資源に関する学生満足度、卒業後に常勤で勤務している学生の割合を調べることができる。

なお、機関間の比較をすることも可能であり、2015年9月18日現在、40大学、13分野19領域の中から、機関や学部ごとの比較をすることができる。

公開されている情報は、学生の満足度や卒業後に常勤の職に就いた学生の割合など、学生の反応や成果を盛り込んだものとなっており、掲載されている情報は豪州政府の支援の下に実施された以下の調査の結果を基にしている。

豪州政府は、将来的に、学生の入学から就職までの一貫した調査データを盛り込む予定であるとしている。

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