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韓国:大学基本能力診断評価の廃止へ
韓国教育部は、2022年12月に開催した2つの委員会(第3回大学規制改革協議会、第9回大学基本能力診断制度改善協議会)にて、大学の自律的な革新を支援するための様々な規制改革を行うこと、及び大学に対する評価体系を改編する方針を固めたことを発表した。これにより2015年から2021年まで実施された大学基本能力診断評価については廃止される見込みとなった。 続きを読む
イギリス:TEF2023の手引きが公開―有効期間や評価の観点等が改定
2022年10月、新たな「教育卓越性・学習成果評価枠組み(TEF:Teaching Excellence and Student Outcomes Framework)」の手引きが発表された。TEFはイングランドの学生局(OfS:Office for Students)が実施する機関別評価制度で、制度の見直しに向けて数年間協議・検討が行われてきた。従来の制度から、評価結果の有効期間や評価の観点等が改定となる。 続きを読む
「欧州大学」が直面する4つの課題-質の高い連携のために
欧州大学協会(EUA, European University Association)※1は2022年10月19日、「欧州大学(European Universities)」の枠組みにおいてプログラムを運営する高等教育機関の視点から直面している課題を4つに整理し、提言をまとめた報告書を公式ウェブサイト上で公開した。 続きを読む
台湾:HEEACTが第3期機関別評価実施計画を発表
台湾の高等教育評価機関であるHEEACT※1が、第3期機関別評価実施計画を発表した。2022年11月22日に公表された同実施計画の更新版(以下、実施計画)によると、2023~2025年までの3年間で、国公私立大学67校、宗教研修学院8校、軍事学校6校、空中大学※22校の計83の高等教育機関に対する評価が実施される。 続きを読む
オランダの質保証機関が職業実践型学位プログラムの手引きを策定
オランダの外部質保証機関NVAOが、2022年11月、大学における質の高いワークベース学習(work-based learning:WBL)の開発・実施に関する手引き「A Route Map for High-Quality Work-based Learning in Higher Education」を公表した。 続きを読む
学業不正請負業者との闘い―国際ネットワーク「GAIN」が発足
2022年10月、「グローバル・アカデミック・インテグリティ・ネットワーク(Global Academic Integrity Network:GAIN)」が、アイルランド質保証資格機構(QQI)とオーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA)によって発足した。発足時点で、欧州・大洋州・アフリカ諸国の質保証機関を中心に17機関が加盟している。 続きを読む
韓国:大学で100%オンラインの専門学士課程・学士課程の規制が緩和
韓国教育部は2022年10月7日、一般大学において教育課程のすべてをオンラインで提供する専門学士課程・学士課程の承認対象の拡大と、この制度を活用してオンライン課程を提供する大学を選定するための審査計画を発表した。 続きを読む
ドイツ:大学や職業教育での学修歴の認定に関する情報サイトが公開
ドイツ大学学長会議(HRK)は、2022年9月、学生の過去の大学での学修成果や、職業教育等大学以外での学び等を通じて身に付けた能力やスキルの認定に関する学生向け情報ウェブサイト“AN! Anerkennung und Anrechnung im Studium”(ドイツ語)を立ち上げた。 続きを読む
中国:大学院の専門分野リストが改訂
2022年9月、国務院学位委員会は、2022年版の大学院の専門分野※1リスト(原語:研究生教育学科专业目录)を発表した。今回の改訂では新たな分野が追加された(後述の3.を参照)。2023年9月入学の学生まで旧リストが適用され、それ以降は新リストが適用される。 続きを読む
中国政府が全教育段階のeラーニングサイトを開設
2022年3月、中国政府は、初等教育から高等教育までの授業動画や大学生向けの就職情報を提供する「国家スマート教育プラットフォーム」(原語:国家智慧教育平台)を開設した。このプラットフォームの構築は、政府が目標として掲げるデジタル社会構築の加速化※1に関する取組の一つであり、中国の教育部直属機関である教育部教育技術資源発展センター(中央電化教育館)が運営している。 続きを読む