英国における海外への留学生送出しに関する提言書が発表

原典:英国政府(英語)

海外へ留学する英国人学生数を増加させるため、各高等教育機関が行っている留学促進活動を調査することを目的とした共同運営グループ(Joint Steering Group on UK Outward Student Mobility)が、高等教育・科学担当大臣デービッド・ウィレットの要請により、2011年10月に組織され、今般、当該グループとしての提言書が発表された。

学生が国際的な知識・感覚を得るため、本提言書では、海外での留学や就労(インターン等)に対する、英国全体としての支援方法が述べられるとともに、今後、学生が海外へ行くことを促進するための政策について、提言がまとめられている。

提言に含まれているのは以下のとおり。

  • 英国学生の留学促進のための国家戦略
  • 英国学生の留学促進のための持続的な助成
  • 高等教育のカリキュラムの柔軟性
  • 全国的レベルでの学生の流動性に関するデータ収集
  • 大学間での優良事例の共有や協力などを通して学生支援の効率、有効性および多様性を高める
  • 大学入学前の学校教育における留学への意識改革
  • 様々な学生に対する留学機会の拡大
  • 留学以外の方法で得られる国際経験の獲得
カテゴリー: 英国 タグ: パーマリンク

コメントを残す