QAAがINQAAHEのグッドプラクティス・ガイドラインに完全準拠

原典リンク:英国高等教育質保証機構(QAA)(英語)【※2015/5/22時点リンク切れ】

このたび、QAA(英国高等教育質保証機構)は、INQAAHE(高等教育質保証機関の国際的ネットワーク)の「グッドプラクティス・ガイドライン」(Guidelines of Good Practice:GGP)※への整合状況を確認する「GGP Alignment Process」に参加し、INQAAHE理事会から「十分満たしている(fully compliant)」との結果を得た。

整合状況の確認の手順では、まず、参加機関がINQAAHEに対し、GGPに従って作成した自己評価書と、過去に機関として受審した外部評価の報告書を提出。次いで、INQAAHEが組織するGGP整合状況確認グループ(5名構成)によって審議される。最終的な結果は、4段階(「fully」、「substantially」、「partially」、「fails」)で評価され、INQAAHEの理事会によって承認される。なお、このプロセスへの参加は、INQAAHE会員機関の任意となっている。

QAAは、今回のプロセスに参加し、GGPへの完全な準拠が確認されたことは、QAAが欧州だけでなく、高等教育質保証における国際的な水準に合致していることを示したものとしている。

なお、QAAの他にも、過去に、米国の中部高等教育委員会(MSCHE)や、ドイツの 工学・情報学・自然科学学位プログラムアクレディテーション機構(ASIIN)など、複数のINQAAHE会員機関が本プロセスに参加している。

※ INQAAHE:Guidelines of Good Practice(GGP)
世界65カ国以上の質保証機関の協力を得て、2003年に刊行。内部・外部質保証のためのグッドプラクティスの促進を目的とした実践的ガイド。特に、(1)新たな外部質保証機関(external quality assurance agencies:EQAA)設立のためのガイドとなる枠組の形成、(2)EQAAの自己・外部評価において使用する基準の提供、(3)EQAA及びスタッフの専門的発達の促進、(4)EQAAの公的説明責任の促進を意図している。2006年に1回目の改定が行われ、以後5年ごとに改定が行われている。

ガイドライン項目

※参考として「大学評価のメタ評価に関する調査研究報告書」翻訳資料3:優良実践ガイドライン2007(大学評価・学位授与機構、2012年、pp.107-112)をご覧ください。

大項目 小項目
INTRODUCTION
導入
  • Rationale
  • Using the Guidelines
  • Reviews Against the Guidelines
SECTION I:
THE EQAA: ACCOUNTABILITY, TRANSPARENCY, AND RESOURCES

外部質保証機関(external quality assurance agencies: EQAA):説明責任、透明性、リソース
1. The Governance of the EQAA
2. Resources
3. Quality Assurance of the EQAA
4. Reporting Public Information
SECTION II:
INSTITUTIONS OF HIGHER EDUCATION AND THE EQAA: RELATIONSHIP, STANDARDS, AND INTERNAL REVIEWS

高等教育機関及び外部質保証機関: 関係性、スタンダード、内部レビュー
5. The Relationship Between the EQAA and Higher Education Institutions
6. The EQAA’s Requirements for Institutional/Program Performance
7. The EQAA’s Requirements Institutional Self-Evaluation and Reporting to the EQAA
SECTION III:
EQAA REVIEW OF INSTITUTIONS: EVALUATION, DECISION, AND APPEALS

外部質保証機関による教育機関レビュー:評価、決定、異議申し立て
8. The EQAA’s Evaluation of the Institution and/or Program
9. Decisions
10. Appeals
SECTION IV:
EXTERNAL ACTIVITIES: COLLABORATION WITH OTHER AGENCIES AND TRANSNATIONAL/CROSS-BORDER EDUCATION

外的活動:他機関との連携及び国境を越えた教育
11. Collaboration
12. Transnational/Cross-Border Higher Education
※ 各小項目ごとに、根拠情報の例(Examples of Sources of Evidence)が記載されている。
参考
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