イングランドにおける高等教育機関の学生定員数の上限の撤廃について

原典:英国政府(英語)

英国政府は2013年12月の秋季財政報告(Autumn Statement)※1において、2015-16年までに、公的資金を受けているイングランドの高等教育機関における学生定員数の上限※2を撤廃する、と発表した。

背景

高等教育への入学資格を有しているにもかかわらず、学生定員数が決められているため入学を断念する進学希望者が、現在、年間で推定6万人いる。学生定員数の撤廃政策によって、各高等教育機関は、自機関の教育提供枠を拡大することが可能となり、これらの進学希望者を受け入れられるようになる。

今後の計画

英国政府は、2014-15年については段階的に、イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が資金提供している高等教育機関の学生定員数の上限を3万人まで大幅に増加させる。経済において最も必要とされる科目を提供する大学においては、当該科目の定員枠を確保するため、政府は2015-16年から、学事年度ごとに5,000万ポンドの追加資金をSTEM(science, technology, engineering, and math)分野の学生のために提供する。
※1 秋季財政報告(Autumn Statement)
例年秋に行われる、英国の経済と財政に関する報告。2013年は、12月5日に発表された。

※2 学生定員数の上限
イングランド、ウェールズ、北アイルランドでは、高等教育部門全体の学生定員数は、英国政府によって定められることとなっている。その上で、各地域の高等教育財政カウンシルが、学生定員数の計画に基づき各高等教育機関へ資金配分を行い、それぞれの学生数の目標値を決めていた。

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