EUとASEANの常任代表が初会合

原典:欧州連合理事会(英語)

欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)それぞれの常任代表委員会※1が、2014年2月27日に初の会合をブリュッセルで行った。

この会合は、2010年策定のEUとASEANの地域間連携強化のためのアクションプラン(バンダルスリブガワン計画)の一環として開催された。

このアクションプランでは、安全保障、経済、社会・文化の3分野での両地域の協力が謳われている。高等教育分野では、EU-ASEAN間の当該分野での連携プログラムが組まれており、2014年から5年間の計画で実施される。

EU-ASEAN間の高等教育分野の連携プログラム:EU SHARE (EU Support to Higher Education in ASEAN Region)

ASEAN地域の地域内連携強化と、大学の質、競争力、国際性の向上を通じ、ASEAN共同体(2015年~)の発展への貢献のために行われるプログラム。EUからASEANに対し、2014年から5年間、約1,000万ユーロの支援が行われる。EUの経験を活用し、ASEAN高等教育枠組みの構築を通じたASEANの高等教育の調和を目指すと同時に、両地域間の高等教育機関間の学位の相互認定と学生交流の促進を柱とした人的ネットワークの強化も行う。具体的には、1)政策対話、2)ASEAN資格参照枠組みとASEAN地域の質保証制度、3)人的交流とASEAN-EU単位互換制度の実施を目指す。EU SHAREは、EU-ASEANプログラム連携における「ASEAN社会文化共同体支援事業」の一環として実施される。EU-ASEANプログラム連携では、この他に「ASEAN経済共同体支援事業」と「ASEAN政治安全保障共同体支援事業」を行っている。

参考資料:Mads Korn (2013) EU Support to Higher Education in ASEAN Region (EU SHARE)

※1EUでは在EUのEU加盟各国大使、ASEANでは在ジャカルタのASEAN加盟各国大使が常任代表となっている。
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