UNESCO Bangkokが海外資格認定のための参照書を刊行

原典:UNESCO Bangkok(英語)

ユネスコ・アジア太平洋地域教育局(UNESCO Asia-Pacific Regional Bureau for Education/通称:UNESCO Bangkok)は、2013年8月に、海外資格の認定のための参照書「Toolkit for the Recognition of Foreign Qualifications: A Reference for Asia-Pacific Practitioners」を刊行した。

本書は、2011年に採択された「アジア太平洋地域における高等教育の資格の認定に関する地域条約」(いわゆる2011年条約)の啓蒙のために、UNESCO Bangkokが編成したワーキング・グループによってまとめられた。

本書の利用対象として、政策立案者、実務者、教育機関、資格評価担当者が念頭に置かれている。本書を通じて、2011年条約を利用者に周知するとともに、アジア太平洋地域において外国の高等教育資格の認定を促進するための審査手順について理解を促し、網羅的に参照できるよう設計されている。全29ページで、次の4章で構成される。

  • 第1章:2011年条約について
    条約が目指す目標、条約の管理調整機関について紹介。また、締約国の責務として、認定権限のある当局の設置、資格審査の適時実施、高等教育情報の提供を担うナショナル・インフォメーション・センター(NIC)の設置などを列挙。
  • 第2章:外国資格の評価・認定における原則、手順、要件
    資格評価の基本原則をはじめ、審査手続きのフローチャート、資格評価の申請者に対してNICが提供すべき情報、評価の基準・手数料・翻訳等の考え方について紹介。
  • 第3章:資格認定のための手順、基準
    高等教育を志願する権利を与える資格の認定、既修得学習、外国資格の認定、実質的な相違への対応、学習成果の例、学習期間等について、条約のポイントを示しながらその考え方を紹介。
  • 第4章:資格評価の円滑化のために求められる手法
    各締約国において提供される情報に含むことが求められる内容をはじめ、NICの役割・責務、資格説明付属書(UNESCO Asia Pacific Higher Education Qualifications Statement)の位置づけとそれに含まれる項目について紹介。
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