NACIQIが米国アクレディテーション政策への提言案を公表

原典:Inside Higher Ed(英語)
提言案:Draft Recommendations to Inform Accreditation Policy(英語)

大学の質に関する国家諮問委員会(NACIQI: National Advisory Committee on Institutional Quality and Integrity)は、2014年12月11日に秋の会合を開き、高等教育法の再授権の際のアクレディテーション制度改革へ向け、政策提言の原案を発表した。

NACIQIでは、2011年と2012年にも同様の主旨の提案を行っているが、2014年に連邦教育省が改めて同委員会の助言を求めたため、議論が重ねられてきた。

今回の改革案は下記の4つの分野に分けて、17の提言がまとめられている。この中には、地域アクレディテーションの廃止や、アクレディテーション機関のリスクに応じた認定審査の弾力化、アクレディテーション結果に応じた多様な連邦奨学金受給条件の導入などが含まれている。

NACIQI議長のSusan Phillipsによると、今回発表されたものが最終的な提言ではなく、2015年6月の次回会合で完全なものとなるよう努力を続けるようである。

アクレディテーション制度改革提言案

分野 提言数 提言の例
工程の簡素化Simplify the Process 2 アクレディテーション結果名称や用語などの統一
アクレディテーションと認定過程の柔軟化Enhance Nuance in the Accreditation/ Recognition Process 5 各アクレディテーション機関に払うべき注意の度合い(リスク)に応じた、連邦教育省の認定の多様化
質保証と連邦奨学金との関連性構築Develop the Relationship Between Quality/ Quality Assurance to Title IV Funds 5 全アクレディテーション機関を全国対象とし、地域独占を排除
NACIQIの役割と機能NACIQI’s Role and Function 5 NACIQIへのアクレディテーション機関認定の最終決定権付与
※NACIQI
高等教育法に則り、連邦教育省長官、上院、下院がそれぞれ6名ずつ推薦する計18名の委員で構成される。連邦教育省によるアクレディテーション機関の認定や、各高等教育機関の連邦助成プログラムへの参加について教育省長官へ助言を行う。
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