原典 :第二週期大學校院校務評鑑實施計畫草案說明會 簡報 (中国語)
公開:2016年1月20日
2016年1月15日に台湾師範大学において第2期機関別評価計画(草案)の説明会が開催され、その資料がHEEACTのウェブサイトで公開された。
資料によると、第2期機関別評価では2017年から2018年の2年間に、国公私立大学72校、宗教研修学院4校、軍・警察学院及び通信制大学(原語:國立空中大學)9校の合わせて85大学に対して評価を実施する。
第1期機関別評価の反省点として、多すぎる評価基準、基準の一律的適用、大学の個性・特徴(Self-Positioning)を評価に加えることの是非、評価結果の政府予算への反映、評価書類作成にかかる負担などを挙げている。
この反省に立ち、第2期の評価計画では、大学の個性・特徴の尊重、学校運営の成果、PDCAサイクルの運用、「認定制」の継続と評価基準別の認定、評価基準の大幅な見直し、指標の簡略化などを掲げている。また、大学の評価指標への理解をより深めるために、評価指標の重点チェックリストや基本用語集を提供したり、受審大学の負担軽減のために、量的データは全て各大学の既存資料を使用するなどとしている。
評価基準については、第1期では5つの評価基準とその下に合わせて48の指標が設定されていたのに対し、第2期では①機関の管理運営と経営、②機関運営資源とサポートシステム、③機関運営業績、④自己改善と永続的発展の4基準の下に、14の基本指標が設けられた。
評価基準の構造は、基準、基準の構成要素、基本指標からなっている。4つの基準の下に、それぞれ基本指標が設けられおり、各大学に対して共通に適用される。各大学のそれぞれの個性を伸ばすために、基本指標のもとで大学独自の特色を盛りこむことや、基本指標以外の大学独自の指標を設定することを奨励している。