欧州:大学運営の効率化にまつわる優良事例集を公開

欧州大学協会(EUA)が大学運営の効率化にまつわる優良事例などをまとめたオンラインプラットフォーム”University Efficiency Hub”を公開した。University Efficiency Hubは、近年の経済的な停滞に起因する、政策決定者の高等教育の効率性・有効性に対する関心の高まりをふまえ、EUAをはじめとする複数の大学団体(※)が共同で推進するUSTREAM projectの一環として構築されたものである。University Efficiency Hubには優良事例集以外にも、各国における大学の財政的自立性や効率化に向けた政策的取り組みの概要、その他大学運営における効率性を測定する自己診断ツールなど、大学が効率的かつ効果的に運営を行うために役立つ情報がまとめられている。
※European University Association (EUA), Universities UK (UUK), the Irish Universities Association (IUA) and the Central European University (CEU)


優良事例集の概要

  • 優良事例は国別・機関種別・カテゴリー別に検索することが出来る。
  • 各大学はウェブサイトのオンラインフォームを通して自身の優良事例を投稿することが出来る。投稿された優良事例は運営側での検証プロセスの後掲載される。
  • 2019年5月現在11カ国28事例が掲載されている。

  • 優良事例の例

    Nottingham Trent University(英国)
    学生の図書館への入退室(IDカードを用いる)の記録から図書館の利用が止まっている学生の情報を担当教員と共有し、中退のリスクのある学生を早期に検出することにより、中退率を50%減少させた。

    University of Sheffield(英国)
    教職員の印刷記録を一元的に管理することのできる“My sustainable printer”を導入することにより、教職員に紙による印刷以外の方法を促し、印刷費の60%減と炭素排出量の50%減を達成した。

    South East European University(マケドニア)
    学内の教員間で授業をお互いに見学し相互評価を行っている。またこの相互評価の結果を教員の年次査定の指標として用いるため、学内の予算に負担をかけることなく質保証が行えている。

    優良事例集へのアクセスはこちらから。

    原典:EUA(英語)

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