ASEAN:外部質保証機関の審査に係るレビュースキームとガイドラインを開発―SHAREプログラム

2016年11月、SHARE※1プログラムとASEAN質保証ネットワーク(AQAN)(参照:NIAD-QE国際連携ウェブサイト)の専門家が共同で、外部質保証機関の審査の実施におけるレビュースキームとガイドラインを開発した。

このガイドラインはSHAREプログラムによる活動の一環としてAQANとSHAREの専門家が共同で開発したものであり、ASEAN質保証枠組(AQAF)(参照:NIAD-QE国際連携ウェブサイト)とその解釈や、パイロットレビューの実施、責任・役割の分担、実施計画が示されている。外部質保証機関のパイロットレビューの主な実施計画として、2017年10月から11月頃に訪問調査を実施し、2018年初めに最終的な審査結果が出される見込み。

今後、実施する外部質保証機関に対する審査では、AQAFに係る優良事例から導き出した原則を適用し、外部質保証機関が有する制度がこの原則に沿っているかを検討する。この審査手続を通じて、ASEAN地域における高等教育の調和が促されるとしている。

SHAREの活動には4つの質保証機関※2が積極的に協力している。それらの機関の代表は共同研修をフィリピン・マニラで行うとともに、レビュープロセスの内容や様式、方法について学んだ。この研修はASEAN地域において質保証における経験を共有する場を提供し、機関間の関係強化、調和を促進するものであり、AQAFと新たに開発した本レビュースキームは新たなツールとして受け入れられている。

※1SHARE:European Union Support to Higher Education in ASEAN(「EU-ASEAN間の高等教育分野の連携プログラム」)
EU(欧州連合)とASEAN(東南アジア諸国連合)による、ASEAN地域内の高等教育分野の協調に貢献するための新たなイニシアチブ。ASEAN諸国間及びASEAN・EU間での学生の移動を支援することを目的とするとともに、資格枠組みや質保証、ASEAN地域レベルの単位互換制度についても取り組むこととしている(参照:本サイト2015/4/22投稿記事)

※24つの質保証機関:マレーシア資格機構、国立高等教育アクレディテーション機構(インドネシア)、Philippine Accrediting Association of Schools, Colleges and Universities〈PAASCU〉(フィリピン)、全国教育水準・質評価局(タイ)。

原典:SHARE(英語)

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