ベルギー・フランダース地方で新たな質保証システムへの完全移行が決定

2018年2月9日、ベルギー・フランダース地方政府で新たな質保証制度(2019-2025年)が承認された。これにより、今まで実施されていたプログラム評価は原則廃止され、高等教育機関は2020年から6年に1度、機関別評価を受けることになる。新たな質保証制度はオランダ・フランダースアクレディテーション機構(NVAO)、フランダース地方政府、高等教育機関、学生の間での協議を経て誕生した。

なお、今回の正式決定に至る前(2016-2017年度)には、内部質保証を重視した機関別評価がすでに試行的に実施されており、参加した関係者から支持を得ていた。試行版には、フランダース地方にあるすべての大学、高等専門学校(University college)である、計18機関が参加し、①高等教育機関のビジョンとそのポリシー、②ポリシーの実行、③ポリシーに対する評価とモニタリング、④ポリシーの改善の4つの基準で主にPDCAサイクルが機能しているかが評価された。なお、機関別評価で良い評価を得ることができなかった場合には、個々のプログラムの教育の質を評価するため、NVAOによるプログラム別評価を受けなければならない。新たな質保証システムに至るまでの経緯についてはこちらの記事(本サイト2017/11/21投稿記事)を参照のこと。

新たな質保証について

2020-2021年度からNVAOによって、すべての大学が6年サイクルで機関別評価を受けることになる。評価では、まず教育ポリシーの実施、見直し、改善についての評価が行われる。また、大学の内部質保証が適切に行われているかということも重視される。特に、学生や外部団体の参加やプログラムの質に関する情報の公開方法について今後注目を集めることになる。

なお、新規のプログラムは、既存の制度と変わらずプログラムごとの初期認定を受けることになっており、大学による内部質保証にゆだねる前に、プログラムの教育の質を保証されなければならない。また、大学以外の高等教育資格を発行している機関(ビジネススクール、熱帯医学研究所など)は機関別評価の対象とはならず、プログラム別評価を受ける。

原典:NVAO(オランダ語)

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