中国:CDGDCが初の専門職学位(修士)ランキングを発表

中国国務院教育督導委員会弁公室※1の委託により教育部学位・大学院教育発展センター(CDGDC)は、2016年4月から専門職学位(修士)の8分野についてのレベル評価プロジェクトを試験的に実施※2し、2018年7月にその結果を発表した。結果を公表することにより、それぞれの機関が自らの専門職学位の教育の現状に対する理解を深め、機関の優れた点、改善すべき点を把握することを支援し、専門職学位教育の発展と質の向上に役立てることを目指している。

今回は、2015年12月末の時点において、3期以上の卒業生を輩出しているなどの受審基準を満たした、全国293機関の学位授与権を有する650学科が受審した。

それぞれの受審学科の総得点を基に、上位75%の学科を次のように9つに格付し、結果発表を行っている。

格付け 学科の割合
A+ 上位2%もしくは、1位と2位
A 2%~7%(2%は含まない、以下同様)
A- 7%~15%
B+ 15%~25%
B 25%~35%
B- 35%~45%
C+ 45%~55%
C 55%~65%
C- 65%~75%

現在中国では、40種類の専門職学位(修士)が設けられている※3。今回の評価では法律、教育、臨床医学(中医を除く)などの分野で、設置時期が比較的早く、社会的に注目度の高い一部の学科に限って試験的に実施されたが、今後は全ての専門職学位を授与する学科へ対象を拡大していく予定である。

CDGDCでは、今回の評価についてビッグデータ分析を行い、教育行政部門と受審機関に向けて、様々な状況分析研究報告を提供することにより、専門職学位の発展と人材育成の質向上を促進・支援したいとしている。

※1中国国務院教育督導委員会は、「国家中長期教育改革・発展計画綱要(2010-2020)」の実施を徹底するため、教育の監督指導体制の健全化を目指し、国務院により2012年に設立された。当該委員会は2012年10月に施行された「教育督導条例」に基づき、国の教育監督指導に係る重要な方針や政策の策定、全国の教育監督指導業務を統括する。事務局は教育部の教育督導局が担っている。
※2本機構WebサイトQA UPDATESの記事「中国:専門職学位レベル評価(原語:専業学位水平評估)始動(試行)」を参照。
※3専門職学位については修士のほか、博士、学士も設けられおり、専門職学位(博士)は教育、獣医、臨床医学、口腔医学、エンジニアリング、中医の6種類、専門職学位(学士)は建築の1種類となっている。

原典:CDGDC

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