イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が高等教育に関する情報公開の新しい方針を公表

原典:イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)(英語)

イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が英国大学協会(Universities UK)及び高等教育カレッジ連合(GuildHE)とともに、高等教育の情報を社会により分かりやすく有益なものとすることを目的として、高等教育に関する情報公開の新しい方針(Provision of information about higher education)を2011年6月に発表した。

新しい制度の概要は以下の通り。

  • 大学とカレッジはフルタイム、パートタイムに関わらず、学位プログラムの「主要情報」(KIS::Key Information Sets)を公表しなければならない。KISには学生満足度、学習及び授業活動、評価方法、 授業料、宿泊施設などに関する情報を含む予定。
  • 大学とカレッジは2012年9月末までに、全国学生調査(NSS)と高等教育卒業後進路データ(DLHE)の調査結果を基に作成した情報(KIS)をウェブサイト上で公表しなければならない。
  • 大学とカレッジは大学の情報(使命、質保証方針・手順、学習・授業戦略等)、学位プログラムの情報、教育の質と水準のような広範な情報を公表することとされている。
  • QAAの新たな評価方法(機関別レビュー)(本サイト2011/8/24投稿記事)では、各大学の情報公開が評価項目となる予定。
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