欧州委員会が高等教育改革のためのハイレベルグループを発足

原典:欧州委員会(英語)

欧州委員会は2012年9月18日付で、高等教育改革のためのハイレベルグループ(High Level Group on the Modernisation of Higher Education)を発足させた。このグループは今後3年間で、様々な分野の有識者(高等教育、政府、企業関係者など)、学生や教員らとの協議を通じて、①優良事例、②今後の方針の提案を、欧州の政策立案者と高等教育機関関係者へ提供する予定。その報告は2013年から、毎年特定のテーマに沿って行われることになっており、1年目は高等教育における教育の改善に焦点を当てる。メンバーは、メアリー・マッカリース前アイルランド大統領を議長に、計8名で構成されている(表1参照)。

なお、本グループは、欧州連合加盟国のおける高等教育改革戦略の一環として立ち上げられたものである。

表1:高等教育改革のためのハイレベルグループメンバー

Mary McAleese(議長) 前アイルランド大統領
Agneta Bladh ヨンショーピング健康科学大学(スウェーデン)理事長デンマーク評価機構メンバーなど
Vincent Berger パリ・ディドロ大学長
Christian Bode ドイツ学術交流会元事務局長
Jan Muehlfeit 欧州マイクロソフト会長
Tea Petrin リュブリャナ大学(スロベニア)教授
Alessandro Schiesaro ローマ大学サピエンツァ校教授
Loukas Tsoukalis アテネ大学ジャン・モネ教授
カテゴリー: 欧州 タグ: パーマリンク

コメントを残す