SEAMEO RIHED理事会でAIMSやAQAFの展望を議論

原典:SEAMEO RIHED(Southeast Asian Ministers of Education Organisation – Regional Institute of Higher Education and Development

第22回SEAMEO RIHED(Southeast Asian Ministers of Education Organisation – Regional Institute of Higher Education and Development:東南アジア教育大臣機構・高等教育開発センター)理事会が、ベトナム教育訓練省の主催により2014年9月15日(月)~16日(火)にベトナム・ダナンにおいて開催された。

出席者

理事会メンバー国:
ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(東ティモールは理事会メンバー国ではあるが欠席)職指定メンバー代理人:
SEAMEO事務局、the Acting Interim Director and Special Advisor of SEAMEO RIHED

概要

Prof. Dr. Pham Quang Hung ベトナム教育訓練省国際連携部局局長代理から開会挨拶がなされ、東南アジアにおける高等教育システムに向けた調和(harmonization)プロセスの重要性について述べられた。Dr. Tinsiri Siribodhi SEAMEO事務局理事からも、ASEAN地域内の高等教育の発展や地域統合の現状に係るSEAMEO RIHEDの事業について述べられた。さらに理事会議長であるタイ高等教育委員会事務局長のAssoc. Prof. Kamjorn Tatiyakavee, MDからも、地域の発展に向けた人材育成の重要性や、SEAMEO加盟国が急速に変化していく高等教育のランドスケープの舵を取り、ASEANの行く手に待ち受けている変化および変革に適応するに当たってSEAMEO RIHEDが重要な役割を果たす旨について述べられた。

会合の中で、理事会はSEAMEO RIHEDの2013-2014事業年度業績についてレビューを行い、2014-2015事業年度の活動および協力について承認した。

本会合における主な議論は以下のとおり

  • AIMSプログラムを通じた学生移動の進捗状況:
    • 本事業は7か国※1、7交流分野※2、60大学※3の規模に成長し、2015年には東南アジアの国からのさらなる参加と、交流分野の増加を行う予定。
  • 域内の質保証およびAQAF(the ASEAN Quality Assurance Framework in Higher Education:
    高等教育におけるASEAN質保証フレームワーク)の開発:

    • SEAMEO RIHEDとAQANが支援しており、域内の質保証と高等教育制度の調和(harmonization)に向けた域内指標(indicator)に発展する予定。
  • 共通の単位互換制度となるACTFA(the Academic Credit Transfer Framework for Asia:
    アジア単位互換制度)の発展:

    • アジア開発銀行(the Asian Development Bank)から財政支援を受けているもの。
  • 東南アジアにおける高等教育のDirectors General/Secretary General/Commissionerの会合を通じた政策対話(policy dialogue)の促進:
    • 高等教育における将来的な域内連携およびフレームワーク開発のための4つの優先的な分野(学生移動、リーダーシップ育成、Eラーニングとモバイルラーニング、ASEAN研究クラスター)に
      ついて進捗状況を議論するもの。

なお、第23回SEAMEO RIHED理事会は2015年にブルネイ・ダルサラームで開催される予定。

※1:マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、日本
※2:①ホスピタリティ&観光、②農業、③言語・文化、④国際ビジネス、⑤食料科学技術、⑥工学、⑦経済学
※3:マレーシア7大学、インドネシア12大学、タイ7大学、ベトナム10大学、フィリピン12大学、ブルネイ1大学、日本11大学(連携大学含む)
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