英国と中国が教育分野において戦略的枠組みを含む23の事項に合意

原典:英国高等教育質保証機構(QAA)(英語)
参考:ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)(英語)

英国のジョー・ジョンソン大学・科学担当相と中国の袁貴仁(Yuan Guiren)教育部長が、9月18日にロンドンで開催された第3回英中国民対話(UK/CHINA people-people dialog)の一環として実施された第8回英中教育サミット(the 8th UK-China Education Summit)において、「教育分野における英中間戦略的枠組(UK-China Strategic Framework in Education)」に合意した。

この戦略的枠組みにより高等教育・職業教育・学校教育・言語・スポーツ・モビリティの6つの重点領域において、今後両国が協働していくこととなる。

当サミットでは、英中間で実に23もの教育に関する合意がなされている。例えば、ブリティッシュ・カウンシルと中国教育国際交流協会(CEAIE)は、両国における交換留学を容易にすることや、理系科目(STEM)、語学、芸術等の創造的な要素を含む科目について、教育内容の質の向上を目指し、カリキュラム編成等で協働していくことが合意された。

これら23の合意事項により、大学間、研究及びビジネス界における交流を通じて、両国における協働訓練(joint training)、共同研究拠点の構築、及び研究施設や情報の共有化の進展等が期待されている。

英国高等教育質保証機構(QAA)のIan Kimber氏(Director of Quality Development)は、今回の会議の中で以下のように述べている。

「中国は、世界で2番目に英国からの高等教育プログラムの受入れが多い国であり、英国への最大の留学生輩出国でもある。2013‐2014期には、85,895人(前年度比5%増、過去5年間で50%以上増)の中国人学生が英国に留学しており、中国国内で、英国の高等教育を受けている学生は、50,233人(前年度比18%増、過去5年で50%以上増)を数える。

QAAは、これまでに中国の国境を越えた教育(TNE)レビューを計2度実施した他、CDGDC(中国教育部学位与研究生教育発展中心)及びCEAIEといった機関とそれぞれ覚書(①CDGDCとの覚書、②CEAIEとの覚書)を締結し、協働で中国における英国高等教育の信頼確保や両国間における教育プログラムの発展や学生の流動性の促進を図ってきた。

中国は、2020年までに英国高等教育の海外展開による収益を300億ポンドにするという公約を達成するうえでも非常に重要な国となっている。」

 

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