TEQSAが2015-2016年度の高等教育機関登録の認定結果を公表

原典:オーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA)(英語)

2016年10月7日、オーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA: Tertiary Education Quality and Standards Agency)は、2015年7月から2016年6月の間に認定した高等教育機関やコースに関する結果報告書を公表した。

オーストラリアにおいて、正規の高等教育機関として認定されるためには、TEQSAによって高等教育機関として全国登録簿(National Register)に登録(register)され、定期的にTEQSAによる審査を受けることがTEQSA法によって定められている。TEQSAは、高等教育機関の機関登録やコース・アクレディテーション(course accreditation)の際に、各機関やコースが、高等教育基準枠組※1(Higher Education Standards Framework)に定められている基準を満たしているか審査を行う。

審査の結果、基準を十分満たしていると判断された機関及びコースについては、最長7年間の認定期間を与えるが、基準を満たしていないなど不備がある場合は、条件付きの認定とし、改善を要求したり、認定期間をより短くすることとなる。

今回の報告書によれば、2015年7月から2016年6月までの1年間に、条件付きのものも含めて、TEQSAは新たに6つの高等教育機関を登録、27の高等教育機関の登録を更新し、135の新規コースと90の既存コースを認定した。また、新たに4つの機関に自己認証権※2を与えた。TEQSAは、結果の公表をタイムリーに行うために、2016年6月から9月までの審査結果を次回の結果報告書により10月末に公表するとしており、11月以降は月次ベースで結果報告書を公表するとしている。

なお、現在認定されている機関・コースや条件付きの機関・コースの詳細については、TEQSAが提供する高等教育機関の全国登録簿(National Register)で確認することができる。例えば、留学先や提携先の機関が、オーストラリアにおいて正規の高等教育機関として認定されているかの確認を行う際などに参考にされたい。

※1: オーストラリアでは、高等教育機関を設置したりコースを開設するためには、TEQSAによる機関登録または課程の認定を受ける必要があり、設置後も、定期的にTEQSAによる審査を受ける必要がある。TEQSAは高等教育基準枠組の各項目に照らして、各機関及び課程が最低基準を満たしているかの判断を行う。なお、現行の高等教育基準枠組は2017年1月より改訂(参考:本サイト2015/12/22投稿記事)される予定。

※2: 自己認証権とは、高等教育機関が提供するコースの一部または全部について、TEQSAによるコース・アクレディテーションを定期的に受審するのではなく自機関で認定できる権限を指す。自己認証権を持つ高等教育機関は自機関のコース認定に当たり、高等教育基準枠組の基準を順守しなければならない。(参考:諸外国の高等教育分野における質保証システムの概要 オーストラリア第2版

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