北京大学が英国オックスフォードで海外キャンパスを開設

2015年から売りに出されていた英国のOpen Universityのオックスフォードキャンパスが、北京大学のビジネススクールである匯豊商学院※1によって買収され、2018年から北京大学の海外キャンパスが開設されることとなった。中国のみならず英国及びその他の欧州諸国からの学生の受け入れを目指し、2017年6月から学生募集を始める。本キャンパスは、欧州における中国の大学の本格的な海外キャンパス第1号として注目を集めている。

 ※匯豊商学院(Peking University HSBC Business School)は、2004年に設立されたのち、2008年に世界一流のビジネススクールを目指して匯豊銀行(HSBC)から1.5億元の寄付を受け、この銀行の名を冠することとなった。

中国の大学の海外進出の例としてはこのほか、2011年7月にラオス蘇州大学、2012年2月に厦門大学マレーシア校などが、すでに開校している。

今回の北京大学の動きは、中国の高等教育機関の知名度を上げ、教育の質向上面での大きな貢献が期待されており、中国政府が掲げる世界一流大学・一流学科建設計画や中国が国策として推し進めている「一帯一路構想」に盛込まれた教育の国際化政策に沿うものである。反面、中国の大学は海外進出の経験および国際教育分野における人材の不足、海外校と本校の教育の同等性の確保、資金調達の面などで多くの問題も抱えている。

原典①:北京大学(英語)

原典②:中外合作辧学教育網(中国語)

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