QAAがギリシア及びキプロスのTNEレビュー報告書を公表

原典:英国高等教育質保証機構(QAA)(英語)

英国高等教育質保証機構(QAA)は、2016年3月17日に、ギリシャ及びキプロスにおいて、国境を超えた教育プログラム(TNEプログラム)を提供する英国高等教育機関(計7機関)に対し、2015年中に実施したレビュー結果(レビュー概要、総評、英国及びキプロスの高等教育機関による共同教育プログラムに係る事例研究等)を公表した。

QAAでは、これまでもTNEプログラムに対するレビューを実施してきており、2014年にはカリブ海諸国におけるTNEプログラム提供機関に対し現地調査を実施(本サイト2015/04/17)した。

QAAは、今回のレビューの総評として、次の点を挙げている。

  • ギリシャ及びキプロスにおけるTNEプログラムの多くは、英国高等教育機関の海外キャンパスではなく、現地の相手先協定校によって提供されている。そのため、現地の協定校による新しい学位プログラムの開発や同校の運営に関する責任が増している。
  • 相手先協定校の担う役割が増大しているといえども、英国側高等教育機関は依然として、学術的な基準や質の維持に関して責任を負わなければならない。

これらの点を踏まえ、QAAはレビューの中で以下のことを推奨している。

  • 英国高等教育機関及び現地の相手先協定校の役割分担を明確にすること。
  • ギリシャ語で教育を実施する合理的な根拠を明確にすること。
  • プログラムレベルよりむしろ、機関レベルで、TNEの連携の持続性及び遂行に係るリスク等の詳細について分析・調査すること。
  • 提供する英国のカリキュラムが、ギリシャ及びキプロスの学生の言語レベルや学習のニーズに沿うものとなるようバランスをとること。
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