インドネシア:2018年中に海外大学の参入が実現か?

2018年中にインドネシアで初めての海外大学のブランチキャンパスの設立が期待されている。

インドネシアでは2012年に海外大学のブランチキャンパスの設立を認める高等教育法が制定されていながら、長らく設立のための具体的な省令が定められないままでいた。
しかし研究・技術・高等教育省(以下、高等教育省)は、国内高等教育の水準の向上のため具体的な省令策定を進め、2018年中に海外大学の参入を実現することを宣言した。

現在、省令において予定されているブランチキャンパスに関する規制内容は以下のとおりである。
・参入できる海外大学はQS世界大学ランキングなどの世界大学ランキングの上位200校であること。
・国内の私立大学と連携して運営すること。
・国内の教員を積極的に採用すること。
・カリキュラムにインドネシアの文化や宗教についての授業を含めること。
また、今後以下の事項について検討していくという。
・ブランチキャンパスの設立が可能な地域。
・提供可能な学問分野。
※現在の国内高等教育では提供が不十分な、以下の分野を予定:
化学・技術・工学・数学・経営・マネジメント。

また高等教育省によれば、既にインドネシア参入に興味を示している海外の有力大学が10大学あるという。具体的には以下の3大学が公表されている。
・メルボルン大学 (41)
・クイーンズランド大学 (47)
・ケンブリッジ大学 (5)
()は2018QS世界大学ランキングの順位

海外大学の参入について高等教育省は、「世界の優れた大学が参入することで健全な競争が生まれ、国内の高等教育、特に私立大学の水準が向上するであろう」とコメントしている。一方で大学関係者からは、海外大学との競争に敗れ国内大学の存在が脅かされることへの懸念の声が聞かれる。

原典➀:THE(英語)
原典➁:University World News(英語)
原典➂:ICEF Monitor(英語)

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