テーマ別アーカイブ:国際機関等

ユネスコ:世界規約の実践的ガイド公表。公平で透明な資格審査モデルを紹介

ユネスコは2020年11月25日に、高等教育の資格の承認に関する世界規約(Global Convention on Recognition of Qualifications concerning Higher Education、以下、「世界規約」) の精神に則った外国資格承認を行うための実践的ガイドとして”A practical guide to recognition: implementing the Global Convention on the Recognition of Qualifications Concerning Higher Education”を公表した。 続きを読む

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学歴の代用は可能か?代替的資格の6つの特徴と課題:OECD報告書

経済協力開発機構(OECD)は、代替的資格(alternative credential)に関する世界的動向をまとめ、2020年3月10日に報告書The emergence of alternative credentialsを発表した。著者であるKatoらは、スキル獲得への需要の増加と電子化による教育コストの低下により、教育機関に限らず企業やその他機関が提供する学習期間の短い教育がとても増えていると述べる。一方で、こうした教育で得られる資格が、学校や企業にそのまま受け入れられているわけではなく、教育の質にもばらつきがあることも指摘する。 続きを読む

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欧州:不可抗力条項の発動が可能に―エラスムス・プラス

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための措置が各国で講じられるなか、欧州留学のための奨学金等の助成プログラムであるエラスムス・プラス(Erasmus+)では、学生をはじめ様々な関係者の参加に多大な影響が及んでいる。欧州委員会(European Commission)はこうした状況を踏まえ、2020年3月13日にエラスムス・プラスにおける「不可抗力条項」(”force majeure” clauses)の発動を欧州各国のエラスムス・プラス所管当局に許可する旨を発表した。 続きを読む

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SEAMEO教育アジェンダ2015-2035に3つの提言

第42回東南アジア教育大臣機構高官会議で報告された第4回教育大臣戦略対話(Strategic Dialogue of Education Ministers:SDEM)の提言書には、SEAMEO教育アジェンダ2015-2035と重点課題7項目の進捗を踏まえて、3つの領域について東南アジア地域のSEAMEO加盟国間の協力を強化し、重点を置くようにSDEMが提言する。 続きを読む

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ユネスコ総会、世界規約を採択―高等教育資格の承認を推進

ユネスコ加盟国は2019年11月25日の総会で、高等教育に関する資格の承認のための世界条約を採択した。ユネスコによると、この条約は学習歴や学位を承認する際の世界共通の原則を定めており、世界中の高等教育で学ぶ2億人以上の学生の流動性を高めることが期待されている。 続きを読む

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ユネスコ:SDGs推進の会合を開催、教育大臣と大学長が各100名以上参加

ユネスコは持続可能な開発のための目標(SDG)への取り組みの一環として、高等教育でのインクルージョンと流動性をテーマにした会合を2019年11月13日にパリのユネスコ本部で開催した。当日は各国の教育担当大臣や大学代表がそれぞれ100名以上参加し、高等教育で学ぶ学生の数と流動性の増加に対応するための、よりインクルーシブでグローバルなキャンパスづくりを目指し、政府と高等教育機関がどのように協力できるかを話し合った。 続きを読む

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高等教育の国際化の世界的動向を俯瞰する―IAU Global Survey

国際大学協会(IAU)は、2019年9月に調査報告書「IAU 5th Global Survey – Internationalization of Higher Education: An Evolving Landscape, Locally and Globally」を発表した。この調査は、高等教育の国際化に関する世界的動向の把握を目的としており、Executive Summaryでは、国際化というミッション・戦略が世界の高等教育機関に定着している一方で、観点を掘り下げていくと、具体の取組や課題に地域差がみられることが紹介されている。 続きを読む

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留学先として魅力度の高い国ランキングーOECDインディケーター

OECDは、2019年5月に「OECD Indicators of Talent Attractiveness」を公表した。優秀な外国人材(Talented migrants)にとって就業、起業、または留学先の国として魅力のある国はどこか、7つの要素をもとにOECD加盟各国の魅力度を数値化した。3つの外国人材の区分で最も魅力度の高い国は、「就業者」ではオーストラリア、「起業家」ではカナダ、「学生」ではスイスとなった。 続きを読む

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KCUEが韓国のナショナル・インフォメーション・センター(NIC)に指定

韓国教育部は2019年4月2日、韓国の大学評価機関である韓国大学教育協議会(KCUE)を韓国のナショナル・インフォメーション・センター(NIC)に指定した。KCUEは、2019年5月から2022年4月までの3年間、韓国のNICとして活動する。 韓国のNICは、KARIC(Korea Academic … 続きを読む

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高等教育の質保証とエンプロイアビリティ:機能的な内部質保証を実施するための7つの結論

2018年にUNESCOは報告書「Quality and Employability in Higher Education: Viewing Internal Quality Assurance as a Lever for Change」を発表した。当報告書は2016年6月にUNESCO、厦門大 … 続きを読む

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