タグアーカイブ:国境を越えた教育(TNE)
欧州共通の質保証基準の将来へ向けて:QA-FITプロジェクトの結果を検証
欧州高等教育質保証協会(European Association for Quality Assurance in Higher Education: ENQA)は2024年5月、コーディネーターとして主導する「QA-FIT」プロジェクトの調査報告書を公式ウェブサイト上で公開した。当報告書においてENQAは、「欧州高等教育圏における質保証のための基準とガイドライン(ESG 2015)」※1の今後の改訂に向け、欧州高等教育圏(European Higher Education Area: EHEA)の質保証枠組みに関係するステークホルダー(各国学生連合、高等教育機関、質保証機関、及び教育省庁)の見解をまとめている。中でも、高等教育の社会的側面、基本的価値、そしてそれらを推進する質保証の役割に注目している。 続きを読む
トランスナショナル共同教育の設計における課題と提言ー欧州大学協会がテーマ別ピアグループの報告書を公表ー
欧州大学協会(European University Association: EUA)は2024年3 月、トランスナショナル共同教育(transnational joint education provision: TJEP)の設計における課題と提言をまとめた、テーマ別ピアグループによる報告書を公式ウェブサイト上で公表した。当報告書はTJEPの各種形態を定義した上で、TJEPに携わる欧州の政策立案者や高等教育機関のリーダーに向けて、外部質保証や組織レベルの課題とそれらを解決に導くための提言を示している。 続きを読む
【欧州】トランスナショナル教育の質保証―学生の利益確保のため透明性向上を―
欧州高等教育質保証協会(The European Association for Quality Assurance in Higher Education: ENQA)は2023年11 月、トランスナショナル教育(transnational education: TNE)の質保証における課題を提示した論考※1をウェブサイト上で公開した。当論考は、学生の利益の確保を最優先事項とした上で、透明性の向上と既存の質保証ツールの活用拡大の必要性を強調している。加えて、TNEにおいて質保証機関が果たすべき役割や相互信頼構築のための機関間協力の重要性を訴えている。 続きを読む
「欧州大学」プロジェクト第5回公募開始:「実践共同体」構築へ向けた募集区分の新設
欧州委員会は2023年10月、エラスムス・プラスの公式ウェブサイト上で2024年採択分「欧州大学」プロジェクトの公募要領を公開し、従来型のコンソーシアムに加え、新たな取組として「実践共同体(community of practice)」※1の創設を担うコンソーシアムを募集することを発表した。公募は2024年2月6日に締め切られ、採択結果は2024年夏頃に公表される見込みである。 続きを読む
欧州:学生アンケート「ESNsurvey」から見えた課題:エラスムス・プラス2021-2027
欧州最大規模の国際的学生組織の一つ、エラスムス学生ネットワーク (ESN:Erasmus Student Network)は、2023年5月から8月上旬にかけて留学に関する調査「第15回ESNアンケート(ESNsurvey XV)」を実施した。アンケート結果の速報値に基づき、ESNは2023年7月下旬、公式ウェブサイト上で「欧州議会へ向けて‐エラスムス・プラス2021-2027実施報告書:ESNからの貢献」を発表した。 続きを読む
欧州:「QA-FIT」プロジェクト第1次報告書―高等教育機関は欧州共通基準をどう見ているか―
欧州大学協会(EUA:European University Association)と欧州高等教育機関協会(EURASHE:European Association of Institutions in Higher Education)は「QA-FIT」プロジェクトの一環として、会員である高等教育機関を対象に「欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン(ESG 2015)」の有効性を現状に鑑み検証するためのアンケートを実施した。欧州41か国に所在する高等教育機関から260件の回答が寄せられ、2023年7月に公開された第1次報告書「Quality Assurance Fit for the Future」 では概ね肯定的な評価がなされている。 続きを読む
「欧州大学」が過去最大規模の50コンソーシアムへ
欧州委員会は2023年7月、「欧州教育圏」公式ウェブサイトで、2023年の「欧州大学」プロジェクトに採択された30のコンソーシアムを発表した。これにより、エラスムス・プラス2021-2027の助成金の下、2023年中に欧州全域の35か国から430を超える高等教育機関が参画する計50の「欧州大学」が国境や分野を越えて連携協力し、活動することとなる。 続きを読む
EU理事会が決議書「欧州教育圏:2025年以降を見据えて」を承認
EU理事会(教育・青少年・文化・スポーツ)は2023年5月、「欧州教育圏:2025年以降を見据えて」と題する決議書を承認した。本決議書は全25項目を通じ、2025年の「欧州教育圏(EEA)」完成(本サイト2021/1/25投稿記事)に向けてEU加盟国の継続的な努力が不可欠であることを強調するとともに、残された課題を提示し2025年以降のさらなる発展を視野に入れている。 続きを読む
中国:海外の大学及び職業教育機関による分校の単独設置が可能に―海南自由貿易港にて、分野は理工農医に限定―
現在、中国に設置されている海外大学の分校は、すべて中国の教育機関との共同で設置運営されているが、開放型経済を推進する海南自由貿易港(海南島全域)において海外大学や職業教育機関が単独で分校を設置・運営することが認められるようになり、このたび単独設置・運営に関する具体的な規定が明らかとなった。対象分野は … 続きを読む
オーストラリア:TEQSAがトランスナショナル教育(TNE)に関するツールキットを発表
2022年11月、オーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA)は、「トランスナショナル教育に関するツールキット」(Transnational education toolkit) を発表した。本ツールキットは、オーストラリアの高等教育機関と海外の機関の取り決めのもと、オフショア(=海外)でオーストラリアの高等教育資格を付与するプログラム等の提供を新たに開始する機関に向けて作成された。教育提供の形態(対面/ハイブリッド/完全オンライン形式留学、ブランチキャンパス、ジョイント・ディグリー等)は問わない。 続きを読む







