タグアーカイブ:コンピテンシー
サブスク型も支援:米教育省、オンライン教育への規則を改正。来年7月から施行へ
アメリカ教育省は2020年8月24日、学生向け奨学金の支給対象となる高等教育プログラムの要件の変更を発表した。今回の変更では、遠隔教育、直接評価(direct assessment)を行う教育、サブスクリプション型教育などを対象に、定義の明確化や要件の緩和が行われる。アメリカでは、奨学金の支給要件は連邦行政規則(CFR: Code of Federal Regulations)に定められており、教育省は2018年から規則改正に向けた手続き―negotiated rulemaking―を進めていた。改正規則は、新型コロナウイルス対策に関する一部をのぞき、2021年7月1日に施行される。
続きを読む →欧州でも進む電子署名の資格証明書、ブロックチェーン導入の模索も
2018年1月に欧州委員会は「Digital Education Action Plan」を採択し、その取組として、教育における技術面での支援やデジタル・コンピテンスにかかる11の計画を採択した。 11の計画には電子署名の資格証明書(Digitally-Signed Qualifications)( … 続きを読む
欧州:ECがキーコンピテンスに関する新たな提言を採択
2018年1月、欧州委員会(EC)が、生涯学習におけるキーコンピテンス※1に関する新たな提言(a new Recommendation on Key Competences)を採択した。 欧州において2006年から取り入れられた生涯学習におけるキーコンピテンスは、欧州圏内の様々な国の教育改革・戦略に … 続きを読む
欧州:教員に求められる新たなFD、「デジタルコンピテンス」の習得
1.欧州におけるデジタルコンピテンス デジタルコンピテンスとは、2006年に欧州議会及び欧州連合理事によって提案された生涯学習のためのキーコンピテンスの一つであり、仕事やプライベートといったあらゆる場面でのコミュニケーションにおいて情報社会技術を十分に利用するための能力である。これは、情報を検索及び … 続きを読む
欧州教育圏(European Education Area)構築に向けて
2017年11月17日、スウェーデン・ヨーテボリで開催された欧州理事会において、「欧州における教育・文化の未来」について議論され、2025年までに欧州教育圏(European Education Area)を構築することが決定された。 背景 欧州連合発足後、EU圏内の人の自由移動は達成されたが、教育 … 続きを読む
MOOCsの質保証、学習成果の評価はどのように実施されるのか?―米国クオリティ・プラットフォームの例
米国高等教育アクレディテーション協議会(Council for Higher Education Accreditation: CHEA)は、2017年9月7日、「新たな」高等教育提供者※1を対象とした質保証事業であるクオリティ・プラットフォームにおいて、2015年に実施したDeTao社の評価(本サ … 続きを読む